月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

☆発達支援センターで面談☆

、先日、発達支援センターでの面談がありました。

 

1歳半の親子教室から、ずっと定期的に面談をしてもらっていて、

 

入園からは、うみくん抜きで、私と臨床心理士さんとで面談してきました。

 

新学期、懇談会の後、など年に2回~3回近況報告と、

 

その都度、発達に応じての相談をしてきました。

 

今回は新学期になって、頻繁に腹痛が起こるようになった経緯を話して、

 

現在のクラスでの様子、家での様子を伝え、うみくんの特性、性格を踏まえて、

 

アドバイスを頂きました。

 

年中になってからのクラスは、うみくんの特性上、

 

本人にとって難しく困難があるとのこと。

 

★元気なお友達が多いクラスで、元気な分、うみくんが騒がしく感じてること。

 

★イレギュラーなことが多いこと。(例えばルールを大事にするうみくんにとって、片付けをしないお友達がいることや、叩くお友達がいたりなど。)

 

★トイレが変わったこと(環境変化)…年少まではクラスごとにトイレがあったけど、

 年中からは、年中・年長共同トイレが一か所に集約されたこと。

 

★年少までは補助の先生がマンツーマンでついていたのが、年中からなくなったこと。

 

★年中からひとクラスの人数が増えたこと。

 

などなど。

 

《対策法》

環境ががらっと変わったこともあり、頑張って適応しようと疲れてしまっている状態。①その気持ちをもっと外に(家でも、園でも吐き出せる環境にして、おうちでイヤイヤ言える環境をつくること。)

②あまり腹痛が今後も続くようであれば小児科へ

③園を休めせて、物理的に距離を置くことも大事。

④家ではうみくんの好きなことを、好きなペースでさせてあげること。

 

《今後について》

就学前に3回の発達テストを受けることになりました。

夏休みに1回、冬休みに1回と、年長になってWISCと呼ばれる検査をすること。

凸凹具合がもっと詳細にわかり、適切なサポートへ繋げられるようです。

就学前相談を来年の春から1年かけて行い、小学校にどんなサポートが必要になるのか文章であらかじめ提出することになりました。

 

《気になっていること》

ブログにも以前書きましたが、写真のように暗記するのに、

字をノートに写すことができないこと。それを伝えたら、

もしかしたら、黒板の字をノートに写すのが難しいかもしれませんと言われました。

そこもWISCという検査で判明するようです。

 

そして今年1年の目標は、白黒思考のグレー部分の幅を広げていくこと。

勝ち負けにこだわってしまう点を、負けてもOKって思えるようになること。

そうなれたら、きっと本人ももう少し楽になるのだけど、

とても難しいことだろうなと感じます。ボチボチやっていこうと思います(*^^)v

まずはゆっくりと休むこと😄

 

 

 

 

最近の読書♪

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藤岡陽子さんの『手のひらの音符』。

 

初読みの作家さん(*^^)v

 

多彩な経歴をお持ちの方で、大学卒業後、報知新聞社にスポーツ記者として勤務したのち、

タンザニアの大学に通われ、帰国後法律事務所の事務員として働き、

 

結婚後は看護専門学校を卒業して、看護師として働きながら、

 

小説の執筆を始められたそうです。

 

なんだか一人の人が、たくさんの人の人生を生きたみたいな、

 

とても忙しくされていたのではと想像に難くない。

 

医療系の作品もあるけれど、今回の小説のように、

 

家族をテーマにしたものが持ち味の作家さんのようで、

 

『手のひらの音符』は、団地で育った2つの家族を中心に展開する物語。

 

幼少期、思春期と決して、気楽な人生ではなかった少年と少女時代を送り、

 

家族に翻弄されながら、自分の戦い方で、生きていく2人の主人公。

 

切っても切れない家族という小さな社会の中で、

 

どんな苦難が押し寄せても、負けずに、自分の果たすべき人生を果たしていく物語。

 

温かい気持ち、苦しい気持ち、悲しい気持ち、優しい気持ち、心配、

 

喜び、愛情がぎゅっとつまった作品。

 

手のひらの音符を握りしめ、その歌を合言葉に、みんな各々の人生を生きて、

 

そしてまた再開するお話。

 

人生は長いようだけど、かならず限りがある。

 

その間にどれだけ魂を輝かせて、生きてこれたか、

 

最後に持ち帰るのは魂だけ。

 

 


手のひらの音符 (新潮文庫)

心配は横に置いて、とやかく聞くのをやめてみる。

年中さんになってから、急に腹痛を訴えるようになりました😥

 

最初は緊張かな?という感じだったんですが、

 

クラスにも馴染んできて、お友達とも遊べていて、

 

『何か園で嫌なことでもあったのかな?』

 

『何か心配事かな?』

 

『お友達と喧嘩しちゃったかな?』

 

などいろいろと頭の中で、グルグルとネガティブワードが回り続けている私。

 

ついうみくんに、毎日尋問のように聞いてしまう。

 

『今日は給食食べられた?』

 

『お友達と何して遊んだの?』

 

『今日は外遊びしたの?』

 

などなど・・・・園での様子を探りたい母です(;^ω^)反省。

 

月曜日帰ってから、夜、お腹痛いって言うことが増えてきて、

 

週に1,2回腹痛を訴える、でも病院行くほどではなく、

 

1,2時間するとケロッと治ってしまう。

 

おそらく精神的なものなのかなと思って、

 

ここでまた、私のいけない癖が出ます。

 

『何か今日嫌なことあった?』

 

『最近心配なことある?』

 

と。

 

『なにもないよ怒』

 

もしかしたら、こういうのがプレッシャーになっていたのかもしれません。

 

『今日は給食食べられた?』

→全部食べないといけないの?食べたくない日や、嫌いなものの日もあるし。

 食べたくない日だって時にはあるよ。

 

『お友達と何して遊んだの?』

 →お友達と遊ばないといけないの?一人で遊びたいときもあるよ。

 気分が乗らない日だってあるよ。

 

『今日は外遊びしたの?』

 →外遊びしないきゃいけないのかな?今日はお部屋のおもちゃで遊びたい日。

 外暑いから、お部屋がいいなとか。

 

 

心配しているようで、こうしないといけない、こうしてほしいのかな?

 

と思わせてしまうこともあるようなと考えました。

 

うみくんが自分から『聞いて!聞いて!』っていうのを待って、

 

本人の話したいことを、その時に隣で聴く。

 

私の質問攻めはしばらく封印しようと思います(*^^)v

 

うみくんも日々成長しているし、信頼して、

 

心配という執着を手放そうと思います!

 

愛着と好きなもの

今朝、おNEWのシューズを下ろそうと、

 

昨日から『明日は新しい靴で幼稚園に行ってみない?』

 

と機嫌のいい時を狙って話してみた。

 

『うん、いいね』 と一つ返事。

 

あらスムーズにいったわ(^^♪

なんせ今回も買うときには、うみくんの了承を経て、

 

本人の気に入ったもの(カラーやデザイン)を選んだのだから当然のはず。

 

さて、今朝さぁ新しい靴を履くよとなったら、

 

『履かない。ずっと眺めている。明日も、これからもずっと。前の靴がいい。』

 

オッと!

 

『うん、わかった。いいよ。』

 

今まで履いていた靴をはいて、さぁ出発!

 

『やだ。幼稚園行かない。休む。』

 

『うん、わかった。もうバス来ちゃうから先生に直接休みますって言おう!』

 

『やだやだやだやだー!』

 

バスにはすんなり乗っていったよ。手まで振って・・・笑

 

好きなもの=愛着とはいかないので、

 

好きだけど、履きたいけど、でも新しいのに変わるのが嫌だ。

 

でも履きたい。を葛藤しているのだと思います。

 

服もそうだけど、靴の初めましてはもっと難しい。

 

最初は硬くて履きにくいからかもしれませんが、

 

うみくんはいつも、新しいものにはちょっと待ったー!!!がかかるのでした。

 

これは服や靴だけでなく、食べ物でも、同じ食材でも調理法がいつもと違うと、

 

食べてもないのに『まずい。食べたくないー!!!』

 

の拒否から入ります😂

 

結局20分、30分、食べたい、やっぱり食べたくないを繰り返して、

 

最後は食べてめでたし、めでたしになります(*^-^*)

 

子育てに、体力&気力があと倍、3倍欲しいなぁと思うこの頃です💯

バスをいつも降りたら言う言葉

うみくんがバスから降りたら、いつも私に言う言葉があります!

 

『今日ね、トイレ10回行ったよ。ママうれしい? 有難い?』

 

ようはパンツを濡らさずに帰ってこれたよー!頑張ったでしょ?という意味です。

 

『えっ!?ほんと?ありがとうございます。ママ、すごくうれしいです。』

 

これが毎日の親子のやりとりです!

 

トイトレが終わったら、もう一人でトイレができて当たり前なのかもしれませんが、

 

子どもって環境の変化だったり、なにか不安なことがあると、

 

トイレのタイミングを逃したり、いつもよりトイレが近くなったりして、

 

失敗してしまうことがあります。

 

出来て当たり前と思ってしまうと、感謝の気持ちも出ないし、

 

できたね!を認めて声かけることや、褒めることが減ってしまう。

 

子どもが意識して、頑張って取り組んだことは、ちゃんと見てるよの合図を

 

言葉にして、送りたいなと思っています。

 

あと、最近よく難しいなと思うのは、

 

うみくんが生まれるころから発達障害についての知識を入れてきたので、

 

何かいつもと変化があったり、育児に悩んだときに、

 

うみくんの個性より先に、発達障害の特性などを意識してしまうことです。

 

発達障害である前に、うみくんという人格・個性があって、

 

そこの境界線がわかりにくい。境界線なんてそもそもないのかもしれない。

 

今まで、支援センターでアドバイスをもらってきたけど、

 

いろいろ相談にのってもらう過程で、

 

『あれ?これはふつうにみんなが通る育児の悩みの領域なのでは?』

 

『こだわりなのか、わがままなのか?』

 

『園などで理解を求めたり、支援をいただかないといけない点なのか、それともうちの中でとどめておくことなのか?』

 

判断が難しいことが多々あります。

 

でもそんなとき、発達障害児を育てているというフィルターを外して、

 

うみくんという人間と、対峙していることを忘れないようにと心がけています(*^-^*)

 

先日、本田秀夫先生の本を買いました。

 

以前もブログで紹介しましたが、手元に置いて時々読み返したい思い、

 

購入にいたりました☆彡

 

図や絵でわかりやすくまとめられているので、

 

発達障害児にも、親にもわかりやすい本です。

 

幼児期・小学校バージョンと、思春期バージョンに分かれていて、

 

それぞれに必要なサポート、身に着けておくといいソーシャルスキル(社会性)が

 

分かりやすくまとめられている本です。

 

今後もいろいろと成長とともに悩んだり、必要なサポートもしくは、

 

見守るサポートに切り替えていくのに悩んだとき、指針にしようと思っています!

 

 

 


自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 幼児・小学生編 (健康ライブラリー)

 

 


自閉症スペクトラムの子のソーシャルスキルを育てる本 思春期編 (健康ライブラリー)

 

毎日は朝は嵐のように

朝は毎日、慌ただしくなってしまうのが嫌なので、

 

昔から早起きして、時間のゆとりを持つようにしている。

 

子どもが生まれる前は出かける1.5時間前には起床してました。

 

今は2時間前に起床。

 

30分早くなっただけですが、中身が違います(*^-^*)

 

化粧やヘアスタイルに30分欠けていたのを、今は5分にまで短縮!

 

うみくんは朝が苦手。起こし始めて15分でようやく服が着替え終わり、

 

トレイに行かせるまで、逃げたり、かくれんぼしたり。

 

そして、ごはんがまた、進まない。

 

食べたい気持ちはあるけど、起きたてでお腹がすいていないのか、

 

席を立って、ちがうことを始めてしまって、

 

呼んでも、時間を伝えても、せかしても、全く動いてくれない。

 

しつけや行儀うんぬん言っていられないカオス状態(^-^;

 

私がうみくんの口を追いかけ、ごはんを運ぶ。←理想は食卓にきちんと座って、

 

自分で食べて欲しいと願うも、あの手この手を使ってもダメ。かんしゃく。

 

『幼稚園の時間決まっているから、バス来るから、食べようね。』

 

『座って欲しいなって椅子さんがさみしがっているよ。』

 

『ごはんさんも一緒に幼稚園行きたいって!うみくんのお腹にい~れ~て!』

 

など、いろいろな声掛けを続けるも、うまくいかない😅

 

歯磨きもなかなか理由をつけて口開かないし、

 

その後の着替えへ移行するのも、かんしゃくの嵐。

 

『幼稚園は強制じゃないから、行きたくないならやめていいよ。』

 

『やだ!いく!』

 

『何か嫌なことある?』

 

『ない!』

 

と言うものの、支度から逃げているように見えてしまう。

 

幼稚園は私からみても、先生からみても楽しく通えて見えるし、

 

本人も幼稚園であった話をよく、楽しそうにしてくれている。

 

本人も行き渋ることはないけれど、時間に合わせて、気持ちを切りかえれていない様子。

 

なんだろうな?の手探りな毎日です!

 

今日も遅れそうだったけど、もうあーだこーだ言うのをやめて、

 

『ママ、今日は本当に時間ないから、お手伝いできないから、うみくん自分で着替えてね。ママも自分のことは自分で用意して、時間がきたらいくね。』

 

って伝えて、私は食事の後片付けやら、自分の支度だけして、うみくんの支度は手伝わず、ほっといてみました。

 

お皿を洗い終わり、リビングを見ると、しっかり制服に着替え終わった

 

うみくんを発見(*^-^*)

 

これで着替えてくれていなかったら、無理やり着せるor遅刻するしか残っていなかったけど、

 

なるべく本人の意思で行動に移してくれたほうが、本人も納得する。

 

自信につながる。

 

信じて待つのが、毎朝ヒヤヒヤです(ToT)/~~~

 

 

うみくんの不思議な話

毎日テレビではコロナワクチン接種の映像が流れていて、

 

注射を打つシーンをみるたびに、

 

『ワクチン絶対打っちゃだめなのに。』

 

『えっ何で?どういうこと?』

 

『神様が打っちゃだめって言っていたの。』

 

『えっつ打つとどうなるの?』

 

『みんなに、会えなくなっちゃうんだよ。』

 

どういうこと???どういう意味???

 

『でもさ、幼稚園で全員打ちなさいってなったらどうする?』

 

うみくんは打たないよ。先生にアレルギーがあるから、ママに電話して!って言う。』

 

なるほど!しっかりしているやないか笑(*^-^*)

 

うみくんはまだ低年齢であるので、まだまだだろうし、アレルギーがあるので、

 

打たせるつもりはなかったのですが・・・本人も打ちたくない様子。

 

うみくんはいつも毎週日曜日に神様とお話しているみたいで、

 

その話した内容を教えてくれるのですが、

 

子どもの話すことだからと思いながら、聞いていますが、

 

我が家はワクチンについては、はっきりと二分化しています!

 

打ちたい人、打つつもりのない人。

 

毎日論争してます笑

 

うちの家族は包み隠さず、何でも真正面からぶつかって、

 

とことん話し合い、

 

裏表がありません(*^-^*)まぁそれはそれはヒートアップします(*^^)v

 

どちらにしても今後、打った人も、打たなかった人も、

 

どちらの決断も平等に、尊重された社会・世界であって欲しいなと願っています!