その時どんな障害かまだよく知らず、親友の話を聴いていた。
彼女が診断されるずっと前から私は友人で、診断されたからと言って、
私たちの関係は何も変わることはなかった。
私は親友に『個性だよ!』と伝えた。
それは彼女のことを尊敬していたし、彼女が大好きだったから。
でもその言葉で彼女を傷つけてしまった。
彼女からしたら、個性で片づけられるようなことではなかったからだ。
彼女をこの一言で傷つけてしまったことを、今も後悔しています。
私は発達障害は、障害ではなく、一般的な成長とは違ったルートで、成長していく人、
それは個性だと思っています。
個性は、本来治すものでも、正すものでも、修正するものでもなく、
その人のありのままを尊重することだと考えています。
社会に出たとき、色々な考え方、一般論、常識、世間体、ルールがあるわけですが、
そこから少しはみ出ている人は、指摘されたり、世間の普通に合わせようとさせられたり、
時には仲間はずれにされることもあるかもしれません。
その個性が尊重されなかった時に、
はじめて個性ではなく、障害になってしまうのではないかと思います。
個性なのか、障害なのかは、相手によって変わるものかもしれません。
私も理解がない人に『個性だよ!』と言われると反発心が少なからずあります。
逆に『障害だよ!』と言われるのもうれしくありません😥
理解することが何よりも大事だと気づかされた出来事でした。