うみくんは気持ちの切り替えに時間がかかるタイプです。
数時間かかるときもあれば、数日、数か月かかる時もあります。
赤ちゃんの時も、家の外を出て、公園へ出かけると、
私の足にしがみついて、泣き出し、30分間抱っこ状態から、
少しずつ地面に下してまた立ち止まって30分。
少しずつ公園を歩きだせるようになり、慣れてきたかなぁと感じる頃には、
2時間経過している状況🤗
毎日同じ公園だけに通いつめていたら、その慣れるまでの時間が少しずつ短く
なっていくイメージです!
でも、また2.3日雨や、風邪をひいて行けない期間があると、
リセットさせて、最初から繰り返すような子でした😅
4歳になった現在もちょっとした初めてのことをする時の第一声は、
『やだ!いや!』
イヤイヤ期ではなくて、うみくんはいつもと同じがいいのです!
いつもと同じが安心だからです。いつもと違うのは不安なのです。
例えば、水筒に赤ちゃんの時から白湯を入れて飲んでいたのですが、
お茶も水筒に入れて飲めるようにしたいなと思った時、
『うみくん、明日水筒にお茶いれてみない?』
『うん!いいよ』とはなりません。
『そっかぁ嫌か。でもね、これ魔法の瓶だから、お茶がすごーく美味しくなるよ!ちょっとやってみない?』
『いやだ。』
『ママ、本当に美味しくなったかちょっと飲んでみようかな?うみくんも一緒にやってみる?』
『うみくんが先に飲んじゃうよ』(←うみくんの一番になりたいこだわりを利用)
ゴクゴク。。。。
『あれ?うみくん一番に飲めたね。どう?おいしい?』
『うん。おいしい。』
水筒にお茶を入れて飲めたことをめちゃくちゃ褒めちぎる。(←これ重要)
そして次の日に、次のステップへうつる。
『ねぇうみくん。今日公園に水筒持っていくんだけど、昨日みたいにお茶を入れてみない?』
『いやだ!入れません。』
『昨日魔法で美味しくなってうみくん飲めたじゃん。公園で飲んだらもっと美味しくなるみたいだよ。ママだけやってみてもいいかな?』
『えっ!それならうみくんもやってみようかな。』
そして公園に持っていき、家の外でも飲めたことを褒めちぎる。(←これ重要)
そしていよいよ・・・また次の日に。
『ねぇうみくん、今日は幼稚園に水筒にお茶を入れて持って行かない?先生、うみくんがお茶を飲むとこみたいんだって』(←先生ごめんなさい。。。)
『いやだ!普通がいい。(白湯)』
『そっかぁ水がいいかぁ。今日さ幼稚園で、もしお茶飲めたら先生に言ってごらん。うみくんが飲むところ見たいって。』
『うーん。じゃあ持っていこうかな?』
『えっ本当!?昨日公園でも飲めたから、幼稚園でも美味しく飲めるよ。飲めたらまたママに報告してね☆彡』
こんな感じで、水筒に入れるものを水からお茶に変更するのにも2,3日かけて、
じっくり準備、工夫を重ねていけば、新しい世界が広がります。
うみくんのストライクゾーンを少しずつ広げることで、
もっと生きやすくなるのではと思っています。
時間をかけて、少しずつ準備をすれば、頑なに守るこだわりも、
ほぐしていけることがわかりました😊