月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

鏡文字と鏡の中の世界

うみくんは平仮名なども少し書くようになったのですが、

 

全てではないものの、『ち』や『の』などの一部の平仮名が、

 

鏡文字になります。(文字がさかさま)

そしてお遊戯で気になったのが、見事に一人だけ振付が最初から最後まで

 

逆だったことです。その時は左利きだからかなぁと思っていたのですが、

 

他のお友達で左利きの子もちゃんと、振付はみんなと同じ手で出来ていた。

 

『あれ?』とそこで思った私は、発達支援センターの面談の際に聞いてみました。

 

『最近鏡文字になったり、お遊戯の振付が一人見事に逆なんです。』

 

『お母さん、まず鏡文字と振付はまた別のお話になります。』

 

『鏡文字になる子はたまにいます。でもすべての字じゃないですよね?』

 

『鏡文字は本人が、そのように逆さまに字が見えているんです。』

 

『お遊戯が逆になってしまうのは、先生がどういう風に教えたかわかりませんが、

もし生徒に対して向き合って教えたのなら、うみくんは先生が右手だから僕も右手にして踊らなきゃというより、見たままで覚えてしまった可能性があります。』

 

『踊りって簡単なようで、脳で2回3回の処理を同時に行っています。

うみくんは2つのことを同時にすることが苦手なので、それは高度なんです。』

 

とのこと。

 

私はその日に帰って、うみくんに試してみました。

 

『ねぇうみくん、いまからママの動きをマネっ子してね!』

 

そして私はうみくんに向き合った(正面)バージョンの振付と、

 

うみくんと同じ方向(背中を向けた)バージョンでそれぞれ振付したら、

 

見事にみたままで踊っていることが判明🤗

 

なるほど。なるほど。

 

では『おちゃらこほい をやろう!』と挑戦。

 

アルプスいちばんじゃくなどの手遊びの一つですが、

 

お互いが、向き合って遊ぶものなので、

 

見事に私の右手と、うみくんの左手が、

 

ぶつかる、ぶつかる笑

 

まるで鏡の中の世界だなぁ~とちょっと感動を覚えるほど😄

 

何気なくできていることって、脳でいくつもの処理をして出来ているんだなぁと

 

改めて思いました。

 

鏡文字はLD学習障害などの症状でもあるので、今後じっくり成長を見守りたいと

 

思います!

 

そんな私も小学校の高学年になるまで、右と左がわかりませんでした。

 

黒板の横に右と左の案内を掲示してくれるのって、小学校2年生ぐらいまでなので、

 

そこからしばらく苦労しました😂

 

今でも、一瞬で相手の右と左を判断することが難しいです。

 

頭の中で自分を相手の向きと同じにひっくり返したのを想像して、

 

判断しています。(なので衛星放送のような時間差があります。)

 

さすが親子です😌