月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

許すこと、求めないこと、手放すこと。

これまでの私は、『なんでわかってくれないの?』

 

『こんなに私はみんなに合わせているのに。なんで責められるの?』

 

という考えが、頭の中をぐるぐる回ることが多かったように思います。

 

でも、私自身も、そしてみんなも、相手のことを100%理解するのは無理なこと。

 

どんなに相手を大好きでも分かり合えないこともあるということ。

 

それはたとえ親子でも、親友でも、恋人でも。

 

‘みんなに合わせているのに‘という想いも、誰も私に合わせて欲しいと、

 

頼んだわけではなく、私が勝手にしたことにすぎません。

 

それがたとえ相手を思ってのことだったとしても。

 

家族に最初は発達障害についての理解を求めて、

 

沢山の本を読み、その内容を伝え共有しようとしました。

 

うちの家族は私のことを『個性』として受け入れてくれました。

 

本の対応などを読んでいると、間違った対応をされていたこともあったけれど、

 

それは相手の裁量で行うことであって、私が介入するようなことではないのだと、

 

発達障害への理解を求めるのをやめました。

 

相手にも置かれた状況があり、受け入れるキャパの大きさ、

 

そもそも自分のコップにその情報を受け入れたいか否かという問題もあります。

 

家族だから、親友だから、恋人だからではなく、

 

家族でも、親友でも、恋人でも、理解できないこと、寄り添えないことを

 

許す気持ち。相手に求めない気持ち。期待することを手放すこと。

 

そして私自身も、みんなに少しずつ許してもらいながら生きていることを

 

忘れないようにいようと思いました。

 

どんなにぶつかっても、その気持ちが心の片隅に置くと、

 

とても楽になりました(*^-^*)