月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

凸凹の多い子の学び方

何でもやらせてみたら8割、人並には何でもこなせる器用な子もいれば、

 

時間はかかるけど、一度習得してしまえば大丈夫な子もいれば、

 

ある一つの分野に関しては、人並み以上にできる子なのに、ある分野に関しては、

 

全くできない子もいます。

 

浮世絵作品をたくさん残した天才画家で知られる葛飾北斎は、

 

日本だけでなく海外でも有名になるほど、

 

あの富士と波の構図を描き上げた画家ですが、

 

部屋を片付けることが大の苦手で、いわゆるごみ屋敷になってしまい、

 

何度もその度に引っ越したそうです。(片づけるのではなく家ごと捨ててリセット)

 

最近、手にした鈴木鎮一さんの本『愛に生きる』を読んでいたところヒントを得ました。

 

多くの名ヴァイオリニストを育てるスズキ・メソードの教育法はアメリカ始め、

 

海外にも広く普及しました。

 

『才能は生まれつきではない。どの子も育つ育て方ひとつ』をモットーに、

 

たくさんの個性が違う生徒さんを世界に送り出しました。

 

凸凹の多い子どもにはそもそも今の学校教育では難しいのかもしれません。

 

難しいというのは、理解することが難しく、結果成績が悪くなる、

 

授業がわからないから、ついていけないから、ますます勉強に興味が持てなかったり、

 

面白くないという悪循環に陥りやすい点。

 

逆に人よりできる教科に関しては、もう理解しているので、

 

簡単すぎてつまらない。授業が面白くない、足踏み状態など。

 

発達障害の子は凸凹が特性のひとつでもあります。

 

うみくんの場合に関しても、年少さんで絵本を読めたのはうみくんだけでした。

 

でも運動面では1年、2年ぐらいの遅れがあり、みんなについていくのが難しい

 

状況です。

 

みんなと同じスピードで、同じラインからの学びが難しいように感じます。

 

習い事をしている子が周りに増えてきて、いつかさせたいなとは思うものの、

 

しっくりと来ない現状があります。

 

凸凹のある子にはボーダーレス学習、習い事があるといいなと思いました。

 

何歳だからこれが出来るようにとか、

 

何年生だからこの教科の、この内容で、ではなく、

 

意欲的に取り組める教科に関しては、年齢、学年に関係なく、どんどん先へ進めていき、

 

逆に、遅れている教科に関しては、その遅れているラインから、

 

勉強を繰り返し始めて、『できた!!』という成功体験を増やしていき、

 

自信につなげていく。

 

どの教科も同じスピードでは現実的ではないのです。

 

習い事、塾なども今後ボーダーレスなものを探していこうと思います。

 

おそらく個人レッスンが向いていそうです!😄

 

 


愛に生きる (講談社現代新書)