月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

苦手を特訓はタブー!?

本田秀夫先生著書にも、苦手を克服させるための特訓はさせないことと

 

書いてありました(^-^;

 

親心からすると、みんなと同じように出来るようになったら、

 

楽しいんじゃないか?とか。

 

もっと自信をつけてあげたい、成功体験を味合わせてあげたいとか、

 

いろいろな勝手な思いはあるのですが。。。

 

それが本当に本人のためになっているかは、正直わからないということです。

 

苦手を特訓させることで、精神的にも、体力的にも消耗してしまって、

 

思春期(受験時)にはもう疲弊している状態になってしまうそうです。

 

そこで私は考えた末、以下のようにルールを決めました。

 

苦手なことの中に、社会的ルールが含まれているか?を基準にすることに。

 

例えばジっとしているのが苦手な子の場合、教室を飛び出してしまうことは

 

直さなくても、静止しなくてもいいことに私は分類し、

 

横断歩道、信号、踏切など命にかかわる、そして他者への配慮を考えた時に、

 

外すことのできないルールは、怒らず何度も同じことを話し理解してもらえるように、

 

一緒に待つ練習をするなど。

 

少し運動が出来ない、算数が出来ない、文章が書けない、絵が下手などは、

 

特訓しないで、ありのままを受け止める。

 

その上で、本人がやってみたいと言えば、苦手なことが少しでも成功へ繋がるように、

 

必要なサポートをその都度行う。

 

社会的ルールは苦手でも、きちんと特訓して大人までに身に着けてもらえる工夫、

 

手助けをすることに決めました(*^^)v