これは立場を変えると、イエスでもあり、ノーでもあると思っています。
発達障害のことを記した本をいくつか読んでいた時によくでてきたフレーズが、
『共感力が乏しい』、『人の気持ちがわからない』というフレーズが出てきました。
読んだときに私はその言葉に正直に言うと、しっくりと来なかった。
例えば健常者の中にいると、いつも私の頭の中で『どっちが正しい?』
『今ので間違ってないかな?』と自分の周りへの対応に不安をいつも感じています。
一生懸命合わせようと努力をしている状態(^-^;
逆に発達障害者の人といるときは、通訳しなくても会話ができるような感じで、
自分が嬉しいこと、不快に感じること、悩みなど、涙がでるほど共感できることが
山ほどあります。自分らしく、ありのままでいられるような感覚です。
きっと、健常者の目から見て、健常者の人に向けて書いた本だと、
『発達障害の人は共感力が乏しい』という表現になるのではないかなと考察します。
決して、共感できないわけではなく、人の気持ちが分からないのではなく、
お互いの共感できる箇所がずれている、違っているのではないか?と感じています。
ずっと一人のような感覚なので、その中でも時々共感できる人に出会うと、
運命を感じてしまうぐらい嬉しくなります(*^^)v