月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

離婚のときの話④

産後2,3、か月で、2,3時間置きの授乳の間に離婚調停で裁判所へ、

弁護士事務所での打ち合わせをしながら、何をやっているのか、

自分が正常な判断が出来ているのか、冷静に考える余裕すらない中、

必死で今のベストを探し続けていました。

まずは安心して過ごせる生活を確保すること。主人のことを考えれば、

早くに私が離婚に承諾することが、彼にとってのベストだったのかもしれませんが、

まず、子どもが安心して、少しでも安定した暮らしをするには、離婚をしないという

決断をするほかなかったように思います。

乳飲み子を抱えて、氏名変更や諸々の手続き、働き口、重度のアレルギーの子の保育園探し、働くということが現実的ではなかったので、調停で婚姻費用請求(生活費)を求めました。

 

離婚も合意がなければできません。但し、別居期間が長期化すると、夫婦関係が破綻しているとみなされて、法律上裁判になった際に離婚が認められます。

その期間は結婚している期間が長い程、破綻とみなされる別居期間が長くなります。

私たちは結婚して3年目と短かったので、2年以内の別居期間があれば、離婚が法律上認められるとのことでした。

なので、言ってしまえば法律上は『離婚したい』と一方がいい、別居して時間をまてば、離婚できてしまうということです。たとえ一方的でもです。

例えば、その離婚を望んだ方が、不倫やDVなどの不貞があれば、簡単に離婚は認められません。

私に残っている猶予は2年程度ということでした。

その間に主人が戻ってこれば、そのまま続けようという思いもありましたが、

実際、子どもにも会いに来なかった彼と、どうやって信頼関係を再建していいのか、

わからないのも正直な気持ちでした。

離婚はそれ以上に考えられず、四面楚歌のような状態。

上手く身動きがとれず、大きな自分ではどうにもできないような大きな流れの渦に、

飲み込まれたような、そんな気持ちでした。

 

そしてアスペルガーについて調べていくうちに、うみくんへの遺伝する可能性もしりました。この時に遺伝については覚悟を決めていました。

主人との結婚生活で、自分との特性を照らし合わせると、主人にとっては生活しづらく、落ち着かない場所だったのでは?ととても反省しました。(整理整頓が苦手な面)

そして私も発達障害を知っていたら、主人との結婚生活の仕方、接し方、生き方、二人の将来、直地点をもっと違う選択肢も考えられたのではないかと、後悔先に立たずで、

もっと幸せにできる方法があったのではないか?もう一度最初からやり直したいという気持ちでした。

 

つづく

 

 

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