月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

離婚の時の話⑥

主人からきた離婚条件は、

 

①離婚すること

②親権を求める

モラハラに対する慰謝料250万円 でした。

 

そして、裁判で争うつもりはなく、和解離婚に持ち込みたいとの申し出がすぐにありました。

(証拠を揃え、法廷で戦うのではなく、そのまま条件だけ決めて、早期解決(離婚)したいということ。)

裁判をすれば、短くても2,3年はかかりますが、和解に持ち込めば数か月で離婚ができるのです。私はこれだけモラハラと言っておきながら、裁判と向き合わず、

まだ逃げ続けるのか?と少し腹が立ちました。そこまで言うなら、証拠もってきなさいと。

でも決して嫌いになったわけではないし、必要以上に傷つけあって、関係を悪くしたら、今後うみくんと父親が会う機会を、権利を失うかもしれないということを、

懸念しました。うみくんがいつか父親に会いたいと思った時に、その関係を出来れば作ってあげたいと強く望んでいたから。

 

そして、出産後一度もうみくんに会いにきていなくて、実際に別居していて、

育てているのは私だったので、主人が親権を取るのは難しいとのことでした。

私は経済的な面で主人より不利でしたが、子どもの年齢が小さいほど、

親権は母親が有利だそうです。

 

私からの離婚条件としては、

まず離婚は不本意で望んでいない事。うみくんに会いにくるまでは、離婚に承諾できない旨を伝えました。もし離婚をするのであれば、

①親権を取ること

②解決金として200万

③養育費の支払いを法で定められた分を求める。

④面会権を取り決める。(うみくんと父親の)

 

という内容を提示しました。

和解離婚のポイントとしては、親権が取られないようにすることでした。

でも、主人は親権をとらないとわかっていました。

親権を望むことで、解決金の減額をしたかったのだと思います。(こちらの譲歩を狙うため)それもすごく腹立たしく、悲しかった。

うみくんは私たちのアクセサリーじゃない。離婚条件のかけひき材料ではない。

大切な大切なかけがえのない命なのだと。

 

あんなに優しかった主人が、別人どころか、この時だけは悪魔に感じられました。

でもきっとそれだけ離婚への意思が固かったのでしょう。

離婚調停も離婚裁判も、直接に当事者同士が顔を合わせて話すことができないので、ますます話し合いが出来なくなってしまいます。ただ条件をならべて、お金の駆け引きをしているだけ。

相手が何を感じ、離婚という結論を出したのか、子どものことをどう考えているのか、

真意がわからないまま、条件を決めるだけになってしまいました。

 

つづく

 

 

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