主人からきた離婚条件は、
①離婚すること
②親権を求める
③モラハラに対する慰謝料250万円 でした。
そして、裁判で争うつもりはなく、和解離婚に持ち込みたいとの申し出がすぐにありました。
(証拠を揃え、法廷で戦うのではなく、そのまま条件だけ決めて、早期解決(離婚)したいということ。)
裁判をすれば、短くても2,3年はかかりますが、和解に持ち込めば数か月で離婚ができるのです。私はこれだけモラハラと言っておきながら、裁判と向き合わず、
まだ逃げ続けるのか?と少し腹が立ちました。そこまで言うなら、証拠もってきなさいと。
でも決して嫌いになったわけではないし、必要以上に傷つけあって、関係を悪くしたら、今後うみくんと父親が会う機会を、権利を失うかもしれないということを、
懸念しました。うみくんがいつか父親に会いたいと思った時に、その関係を出来れば作ってあげたいと強く望んでいたから。
そして、出産後一度もうみくんに会いにきていなくて、実際に別居していて、
育てているのは私だったので、主人が親権を取るのは難しいとのことでした。
私は経済的な面で主人より不利でしたが、子どもの年齢が小さいほど、
親権は母親が有利だそうです。
私からの離婚条件としては、
まず離婚は不本意で望んでいない事。うみくんに会いにくるまでは、離婚に承諾できない旨を伝えました。もし離婚をするのであれば、
①親権を取ること
②解決金として200万
③養育費の支払いを法で定められた分を求める。
④面会権を取り決める。(うみくんと父親の)
という内容を提示しました。
和解離婚のポイントとしては、親権が取られないようにすることでした。
でも、主人は親権をとらないとわかっていました。
親権を望むことで、解決金の減額をしたかったのだと思います。(こちらの譲歩を狙うため)それもすごく腹立たしく、悲しかった。
うみくんは私たちのアクセサリーじゃない。離婚条件のかけひき材料ではない。
大切な大切なかけがえのない命なのだと。
あんなに優しかった主人が、別人どころか、この時だけは悪魔に感じられました。
でもきっとそれだけ離婚への意思が固かったのでしょう。
離婚調停も離婚裁判も、直接に当事者同士が顔を合わせて話すことができないので、ますます話し合いが出来なくなってしまいます。ただ条件をならべて、お金の駆け引きをしているだけ。
相手が何を感じ、離婚という結論を出したのか、子どものことをどう考えているのか、
真意がわからないまま、条件を決めるだけになってしまいました。
つづく