月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

キャパシティーを知ること。

去年の新学期を思うと、今年はとても楽でした!!

 

去年は入園してから3か月は、幼稚園から帰ってから癇癪があり、

 

初めて臨床心理士さんとの面談の中で、

 

『本当にこの数か月大変でした。』と弱音を吐きました。

 

それまでは困り果てた記憶はなく、育てにくさはあるものの、

 

どうにか工夫してやってこれていました。

 

なので、今年の新学期も3か月はと覚悟していましたが、

 

癇癪については、初日のお昼から夕方まで終わりました。

 

泣いて、怒って、私を蹴って、ママいらないって言いながら、ギューして!って甘えてくる。

 

めちゃくちゃな状態😂

 

2,3日朝ごはんが食べられなかったり、腹痛を訴えたものの、その後はいつも通りに。

 

新学期始まって、そろそろ慣れてきた3週目にさしかかったときに、

 

園でおもらしが2回続き、家でも2回ありました。

 

そしてその次の週に夜中に高熱を出し、幼稚園を2日間お休みしました。

 

去年から振り返ると、新学期、それから新しい行事などのメニューが加わると、

 

疲れと、キャパシティーを超えるのか、うみくんからパターン化した訴え、

 

サインが出てくることに気が付きました。

 

☆おもらしが急に増える。(トイレをギリギリまで我慢したり、近かったり。)

☆普段出来ていたことが出来なくなる。(食事を一人で食べる、服を着替えるなど)

☆指示が通らなくなる。(特性が強くなり、コントロールできなくなる。)

☆お友達とトラブルを起こす

☆家で癇癪や、だめだよ~ということをわざとするようになる。

☆最後は体調を崩す。

 

そしてリセットされる。

 

 

普段はお友達のお手伝いをし、お友達とも仲良く遊べ、穏やかなうみくんですが、

 

キャパを超え、疲れてくると、上記のことが、あれよあれよと次々に起こってきます。

 

特性が強くなるというのは、”時間の区切りをつけるのではなく、

 

作業の区切りで行動する”面が出て、幼稚園での集団行動に問題が起こります。

 

先生の指示を無視したり、先生を叩いてしまったり。(他害)

 

同じように家でもそれが起こります。(わがままに見えたり、頑固に見えたり、ひねくれて見えます。)

 

お友達のちょっとした言動が許せなくなり、普段叩いたりする子ではありませんが、

 

叩き返してしまったり。(他害)

 

そして園で先生に注意されることが増え、家では私に怒られて、

 

悪循環が生まれて、ますます歯車が狂っていく感じです。

 

この時、本人が一番苦しくて、一番困っているとき。

 

いつもより当たり前に出来ていることにフォーカスして、

 

『出来たね。』とハイタッチするようにして、本人の『出来た』という感覚を増やすように心がけています。

 

でも最後は体調を崩して、休むと、数日前までのは何だったの??というぐらいに、

 

別人のように穏やかな人になります笑

 

だいたいのサイクルが分かってきたので、もう慌てなくなりました(*^-^*)

 

疲れているんだなぁ~とか、キャパを超えているかな~と分かれば、

 

対応も変わってきます。

 

とにかく、他害が起きないように、ただそれだけです。

 

キャパを超える前に休ませるのが一番なのかもしれませんが、

 

なかなか難しいものがありますね(^-^;