食いしん坊万歳!!!食いしん坊に乾杯!!!と思わず叫びたくなる本(*^^)v
この白いごはんの上に、梅干しのような、シンプルなデザインの表紙に、
海苔と卵と朝めしという言葉の響きだけで、思わず喉が鳴りそうになる。
食べ物って、音楽みたいだとよく思う。
食べると、その時の思い出、過去へふっとタイムスリップする。
どんな美味しい名店のカレー屋さんのカレーより、実母のつくるカレーが好きだったり、
おばあちゃんがつけてくれた、奈良漬けの風味。
友達と初めて作った端っこが焦げた、クッキーの苦味だったり、
記憶に刻まれた、忘れらないない味や料理がある。
食のエッセイでこんなに、喉がなったのは初めて(*^-^*)
向田邦子さんの本は初読みでしたが、人柄もとても好きになりました。
食を通して、向田邦子さんがみる世界がとても愛おしい。
『ご馳走様でした。』
そん言葉で締めくくりたい読了感です(*^-^*)