月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

★心療内科へ受診★

3歳になる前に発達支援センターの担当の心理士さんに、聞きました。

 

『精神科へ受診したほうがいいでしょうか?』 

 

『まだ、今の年齢では診断つくようなことはないので、必要はありません。』

 

 

それから2年、今回はいわゆる二次障害(腹痛・下痢症状)が起きたので、

 

このタイミングでの受診となったわけなのですが、

 

病院に行く前から、初めての場所に抵抗を感じるうみくんは、

 

グズグズ。なんとか車に乗せて走ること小1時間。

 

まず、①問診表を記入し、

   ・園の担任の先生に書いてもらった園での様子がわかる資料

   ・発達支援センターで1歳半から受けていたテストの結果、

    成長記録のわかる資料

   ・母子手帳を提出しました。

 

    ②次に私と臨床心理士さんとのカウンセリングが30分。

     これが驚きだったのは、妊娠前のこと、妊娠中のこと、そして私、

     私の家族、元旦那、元旦那の家族のことまで、仕事から性格など、

     プライベートなんてないぐらい、全部聞かれました。

     そしてアレルギーのことまで。発達障害とアレルギーが何か関係が

     あるという研究もあるようで。なので、離婚の話にまで飛び、

     元主人と離婚した理由がいまだはっきりしないことを伝えると、

     『ご主人はね、元々人と暮らすことが無理な人だと思う。なら結婚するな

      って話なんだけどね、それを想像、予想するのが難しいんだよ。』

     って先生から言われました。

 

    ③児童精神科の医師、臨床心理士さん、私、うみくん4人でお部屋で

     遊びながら私は先生とお話1時間。

 

    まだしっかり凸凹の検査はしていませんが、提出した資料と、

    カウンセリングの結果から自閉症スペクトラム障害と診断がつきました。

    今後は通院を続けながら、凸凹を検査して、適切な支援に繋げていくことに

    なりました。

 

    最初お部屋に入った時には緊張して、大好きなトミカのおもちゃがずらっと

    並んでいるのに、遊べず、眺めていましたが、しばらくして、心理士の先生と

    遊び始めて、おしゃべりも達者に。

    

    おもちゃが気に入ったようで、『すごい楽しかった~!』 と満足気。

    『次はブリオで遊びたいなぁ~!』 とウキウキモードに(*^-^*)

 

    私はと言うと、初めましてだし、なかなか園にも、周りの人にも、

    家族にも説明しても理解してもらえないことが多いのに、何も話さなくても、

    うみくんのことを私以上にわかっている医師にただ驚きと、感激と、

    信頼できるお医者さんに出会えて、心からホッとしました。

    またサポートの太い柱が増え、心強いばかり(*^^)v

 

    結局、病院を出たのは、3時間後でした😨

   

    丁寧に診てもらえ、通常だったら予約を取るのに1年、

    診断がおりるのに2,3年かかることも多いそうですが、

    うみくんの特性が顕著だったのか、1歳半から発達支援センターでの

    成長を心理士さんの視点で見てもらっていたことがとても大きかったの

    だと思います。

 

    診断がおりるか、おりないかが重要なのではなくて、

    社会生活を工夫しながら、今後長い人生で送っていけるように、

    準備することが一番大事なことだと思っています。

    社会への関わり方も、みんなと同じじゃなくていい。

    うみくんが無理なく、心地よく生活できるようにするのが、

    今の目標です(*‘∀‘)♪