短いエッセイを、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ一冊!
岸本佐知子さんの本は初読みでしたが、表紙の絵もそうですが、
エッセイ事に、素敵な挿し絵ページがあり、絵にも惹かれて引き寄せられました(*^^)v
本の中身はというと、最初の1ページを読んだときに、
すっかり作者のことが好きになってしまって(一目惚れ)、
友達になりたいな~と勝手な片想い笑
普段あまり口数は少なさそうだけど、周囲のことをよく観察していて、
頭の中ではいろんな面白いことが、止まらないメリーゴーランドのように、
回転し続けていそう。その頭の中のいろいろを、
何時間でもおしゃべりを聞いていたいなぁと思いました!
本の題にもなっている『ひみつのしつもん』とは、
よくクレジットカード会社や、他のウェブ会員登録したサイトで、
パスワードを入力してはじかれたときに聞かれる、
本人にしかわからない質問!?のことで、
例えば『最初に飼った犬の名前は?』とか、『親友の名前は?』など
始めに自分でその質問と、その答えをあらかじめ設定したはずなのに、
なぜかその質問の問に対しての、自分の回答がはじかれて、
ログインできないというあるある話なのだけれど、
はじかれたときにみんなが思う感情。
『本人である私の答えが正解に決まっているだろう~!!!』
とパソコンの前でツッコミたくなる誰もが一度は経験しているだろう話。
普段の何気ない生活の中の疑問、ズレを切り口に、語られるお話の数々。
ちょっと変わった視点もあるのに、なぜか共感できてしまうから不思議(*^-^*)
余談ですが・・・子どもの頃物語より、リアルなお話のエッセイや、体験記が大好きでした。
大人になった今は、物語も好きになったけど、
ちょっと面白いエッセイ集を見つけると心躍ります。
子どものころのまんまです☆彡