月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。日々の暮らし・生き方を綴ります。

「作ることが、生きること 」陶芸家・辻村史朗

先日、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、

 

陶芸家の辻村史郎さんの人生を追っていました。

 

奈良の山奥で、自ら山を切り開き、奥さんと二人で、

 

テントに住みながら、家を自らの手で建て、井戸をつくり、キノコや山菜を取りながら、

 

畑を耕し、自給自足の暮らしを送りながら、陶芸を続けている。

 

日本では何かの会に所属するわけでもなく、賞をとるわけでもなく、

 

あまりその名を知られていないけれど、

 

海外では、ロバート・デ・ニーロなど名だたる海外セレブが愛し、

 

メトロポリタンなど有名美術館も作品を所蔵する孤高の人

 

作風は誰かに習ったわけでなく、独学で続けている。

 

『作ることが、生きること。』

 

そして今を生きる人。

 

辻村史郎さんの幼少期は、とにかくよくメソメソと泣く子ども時代だったそう。

 

一番怖かったのは、

 

『死ぬこと。』

 

誰にでも訪れる死。産まれたら、みんな死に向かって生きている。

 

抗うことは誰一人出来ない。

 

先を見ようとすれば、必ず最後は死にたどり着いてしまう。

 

それから逃れるように、”今を生きる”ことに全意識を向けている。

 

すると、気が付けば後ろには過去がある。

 

今作りたいものを、ひたすら作り続ける。先のことは見ない。

 

あるのはただ今だけ。

 

人に認められることよりも、自分が作りたいものを作り続ける人生。

 

その生きざまが、力強い作風につながっている。

 

陶芸の使う土に、木の根っこや、石ころが挟まっていても、

 

取り除いたりはしない。

 

茶碗になったときに、残った木の根っこを伝って、お茶が染みると、

 

色合いが変化して、独特の味わいが出て面白い。

 

まるで生きた茶碗のように。

 

番組の最後に必ずたずねる問い『プロフェッショナルとは?』

 

『アマチュアだからそもそもプロじゃない。』の一言。

 

 

一つの人生を長く生きたとしても、たかが100年。

 

その間に、一人の人間が出来ることは、ごく僅かなのだと思う。

 

私に出来ることは?私の人生を生きるということは?

 

今自分に与えられた、人生の役割を少しづつ果たしていきたいなと勇気が湧きました。