月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

幼稚園の選び方(自閉症スペクトラム)

1歳半から発達障害の疑いがあったうみくんは、

 

知的や集団行動には問題がなかったので、療育は必要がないけれど、

 

下準備と工夫が必要な子でした(*^-^*)

 

まず幼稚園、こども園、保育園にいくつか見学に行きました。

 

発達障害の子は幼稚園より保育園のほうが向いていると言われています。

 

(全員があてはまるとは限りませんが。)

 

保育園は身辺の生活の基本を身に着けてくれ、

 

日々のルーティンを大切にしてくれる面が、確かにうみくんにもぴったりでした。

 

私が一番重視したのは、先生の対応(園の教育方針)です!

 

とにかくここはと思う園に何度も足を運びました。

 

園に子供たちを合わせさせるのか、それとも子ども一人一人の成長に合わせて、

 

柔軟に対応してくれる園かどうかを1年近く前から園開放などに通って見ていました。

 

それ以外にも、園に通うことで、子どもが園に慣れるという狙いもありましが、、、、

 

発達障害の子は、周りに合わせるのが苦手です。

 

(本人は一生懸命合わせているつもりだけど、特性や過敏などがあり、合わせられる範囲が限られたり、あまりに健常者と感覚がかけはなれていて、追いつかなかったり。)

 

本人が合わせる努力ももちろん必要なのだけど、

 

同時に、周りの人に特性や過敏を理解してもらうことも大切なことです。

 

ある見学したA園では、一人の園児にお母さんがつききっりで、

 

幼稚園の別の教室で2人きりで過ごしているのを何度か見かけました。

 

私たちが園見学していた2時間の間、その親子に先生が声をかけてくれることもなく

 

お母さんに、子どもの保育を放任しているように見えました。

 

良く言えば、集団行動を無理強いしないとも言えるかもしれません。

 

うみくんが入園を決めたB園にも集団行動が苦手な子、教室に入れない子がいます。

 

空き教室で、先生2人ぐらいが、子どもを個別に保育しながら遊んでくれたり、

 

その子の様子を見て、給食だけ教室に戻るとか、参加できる時だけ、教室に戻るなどの

 

対応をしてくれていました。

 

園に入ったら、もう親は保育室には基本入れず、任せてくださいというスタンスです。

 

なかなか打ち解けるのが難しいうみくんが、幼稚園に慣れたことが大きかったです。

 

園開放がひんぱんに行われない幼稚園もありますし、

 

今はコロナ禍で、園開放や園見学もできないことが多いので、難しいですが😥

 

それから、入園前にうみくんのようなグレーゾーンの子の場合、

 

親が園に伝えなかったりということが多いと思います。

 

診断されてもいないし、まだ成長過程の子なんで、伝える必要性を感じなかったり、

 

考えは人それぞれだと思います。

 

私は、園の先生が発達障害に対しての理解だったり、園の方針を聞きたかったので、

 

正直にこれまでの成長と経緯を園長先生に話して、相談をしました。

 

園長先生からは『こればっかりは、園に入ってみないと実際はわからないので、何とも言えませんが、発達に遅れが心配される児童は、周りのお友達と生活を共にすることで、伸びて成長することも多くあります。』と特に入園を拒否されたりすることはありませんでした。

 

中には入園事態も拒否される園があるようなので、入園前に確かめておくことも大事だと個人的に思います。

 

私が園を決めるの重視したのは、

 

①個々の児童に対して柔軟に対応してもらえる園。

発達障害の可能性を示唆したときの、園長や先生の反応。

③何度も足を運んで、子どもを園に慣らさせる。

 

でした。あとは成長の仕方も個人差があり、障害の強弱もそれぞれなので、

 

実際に入れて見ないとわからないんですが、入園までにできるだけリサーチし、

 

何度も足を運ぶことが大切かなと思います(^^)/