食欲の秋にちなんで、美味しい小説を物色中。
第2弾は古内一絵さん著書の『マカン・マラン』。
昼間はドレスのお店、夜の23時に夜食まかないカフェを開く店主のシャールは、
ドラァグクィーン。何年もサラリーマンをしたのちに、病気になったことを機に、
サラリーマンをやめて、キレイなドレスに身をつつみ、
自分らしく生きていくことを決める。
夜食カフェは、シャールと同じように、ドレスを作るドラァグクィーン
たちに向けてまかないカフェとして始めたが、ひょんなことから迷いこんだ、
社会で働くのに疲れ切っている人々の癒しの場となっている。
シャールはマクロビオティックの知識があり、お客のその日の調子や、顔色を見て、
その人に合わせた食事を提供する。
体にも心にも優しい、美味しい食事たち。
こんなカフェがあったら、毎日通いたい。
シャールと会って、話して、シャールの作る食事を食べていたら、
ずっと元気に生きていけそうっと力が湧いてくる。
ちょっと頑張りすぎて、息切れしている人や、
日々の忙しさに、心がカラカラになっている人にお勧めです。
ホッとてし、ホロっとして、心の拠り所になるような一冊です♪
続編もあるようなので、またそちらも読んでみようと思います(*^-^*)
楽しい休日をお過ごしください♪