月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

夜の会話のひととき

寝る前に親子で話す、たわいもない会話、時間が好きです!

 

今日あった楽しいことや、うれしかったこと、ちょっと心配なこと、

 

急に子どもなのに達観した言葉の数々。時々まじめな話も(*^-^*)

 

昨日はいつも通り幼稚園の出来事のあと、世間話をしていて、

 

うみくん、(コロナや、環境問題や、少子化などなど問題山積な)地球によく来てくれたね!』

 

『うん、だってママずっとひとりぼっちで、大変そうだったから、うみくんが行かないと思ったんだよ。』

 

『ママとうみくんは同じだからね。』

 

『そっか、ママのところに来てくれてありがとう。とっても幸せだよ。うみくんがいると、心強い!』

 

って話をしてくれたんですが、たまに本当に5歳か?背中にチャックがあって、

 

チャックを下ろすと中から、人生経験豊富な先輩がでてくるんじゃないか?笑

 

と思うような発言にびっくりします(;゚Д゚)

 

普段はふつうの甘えん坊の男の子なのですが・・・

 

で、この会話がすごくうれしくて(T_T)/~~~

 

私には家族がいて、ちゃんと父、母、妹がいて、両方の祖父母、親戚、いとこもいて、

 

極々普通の家庭で育ちました。

 

幼少期、学生時代、社会人になってからも友人がいました。(いじめにあったことはあるけれど、その都度誰か友達がいて支えてくれていました。)

 

何人かの男性ともお付き合いしたし、それなりに青春も楽しんだほうだと思います!

 

でも、ずっと自分はひとりぼっちと思って生きて来ました。

 

誰と一緒に、どれだけの時間を過ごしても、その感情が消えませんでした。

 

寂しくて、いつも不安で・・・親友にこっそりこの不安を漏らしたことがあります。

 

すると、『月子は、いつも周りに誰かがいて、一人には見えないよ。』って。

 

なのに、独りぼっちと感じてしまう自分は、なんて傲慢なんだろう。

 

誰からもチヤホヤされないと、愛されていると思えないのか?

 

側にいてくれる家族や、友人に失礼じゃないか!

 

世界にはもっと大変な人がいるのに、贅沢な悩みだ。私は欲張りだ。

 

とそんなふうに感じてしまう自分が嫌いで、自分で自己肯定感を下げていました。

 

私の感じる世界は、『地球さん、はじめまして、お邪魔します』という感覚で、

 

地球のルールや空気もみんなが知っているのに、自分だけ知らなくて、

 

右も左もわからないようなイメージ。

 

間違って地球に来てしまったような後ろめたい気持ちでした。

 

どの集団に属しても、自分の居場所を感じられず、違和感が残ってしまう。

 

長年悩んできたんですが、孤独に感じてしまう感情にそっと蓋をしてきました。

 

30代を超えると、『愛は与えられるものではなくて、自分の中に常にあるものだ』と

 

考えるようになって少し楽になりました!すると、一人でも平気、むしろ幸せすら

 

感じるようになりました。

 

そんな中、うみくんの昨日の言葉は、

 

私の若い頃に抱いた感情、感覚をそっと肯定してもらったような気持ちになり、

 

うれしかったんです。

 

同じ視点に立って貰えたような、

 

同じフィルターで世界を見てくれる理解者ができたような心強さ。

 

過去の感情がようやく浄化されたような気がします★