月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

それは、彼なりの協調性だった。

発達支援センターで、8月に受けた発達検査の結果を聞きに行った際に、

 

最近の園での様子や、この間お友達親子でおでかけしたときの様子を話しました。

 

お友達親子で出かけたときに、なかなかお友達と関われなくて、

 

私の手をぎゅっと握って終始離れなかったこと、

 

遊具のおうちみたいな中に入れなかったこと、

 

ずっとみんながおままごとを、遊具のおうちの中でしているときに、

 

近くでずっと一人で運動会の踊りをしていて協調性がなくて・・・と伝えました。

 

すると、臨床心理さんから、

 

『その近くで、みんなと違うことをしているようで、それはうみくんなりの協調性だったんですよ。協調性がない子だったら、自分の興味のある場所へ勝手に遊びに行ってしまう。でも側で、近くで運動会の踊りをしていたんですよね?あと、その遊具のおうちに今まで入ったことないのなら、入るのは難しいかも。おうちの中で自分がどこにいればいいのかの立ち位置もわからなくて不安だったかも。』と。

 

ちょっとそれを聞いたときに涙が出そうになりました。

 

協調性がないと思って、不安で入りたくないおうちに、一緒に連れて行って

 

入れるように促してしまって・・・(でも結局入らなかったんですが)余計なことを。

 

うみくんは、暇で楽しいわけではないだろうけど、

 

ニコニコしながらみんなで踊った運動会の踊りを横で披露していて、

 

お友達を楽しませようとするうみくんなりの心遣いだったんだと思います。

 

お友達はそんなうみくんを見てケラケラ一緒に笑ってくれていて、

 

本人もお友達を笑顔に出来たことが嬉しかったと思う。

 

気付いてあげられなくてごめんなさいという気持ちと、なんて優しい気遣いだろうと

 

感動して、思わず泣きそうになってしまいました😭

 

発達障がい者は、人に共感したり、協調性がないと言われていますが、

 

共感の仕方や、協調の仕方が少し人と違うだけなんだと思います。

 

なかなか、周りの人には伝わらないかもしれませんね(;^ω^)

 

身体の成長は止まってしまうけど、心の成長は生きている間は無限。

 

成長がゆっくりということは、まだまだ伸びしろが大きいということ。

 

皆様、素敵な週末をお過ごしください(*^^)v