幼稚園では先生にも、お友達にも挨拶はできている。
家族の間でも、朝はちゃんと『おはよう』が言える。
でもなぜか、近所の人とすれ違った時に、
『おはよう』『いってらっしゃい』と声をかけられても答えられない。
目も合わせられない。なんでだろう???と不思議でした。
『恥ずかしがり屋で~』とごまかしながら、私が変わりに挨拶して雑談する日々。
でももうすぐ年長さんだし、友達のママとあっても、全く目を合わさず挨拶できず、
『緊張してるかな?』って優しい言葉をかけてもらっていますが・・・
もういつまでも恥ずかしがり屋でとは、ごまかされない年齢にさしかかってくる。
『ちゃんと人に挨拶しようね』
って伝えるも『できない。ママが言って。』の一点張り(;^ω^)
昨夜お風呂で質問してみました。
でもただ質問しても答えてくれないので、
『クイズです。道端で大人に『おはよう』って言われたら、なんて言うのでしょうか?』
※クイズが大好きなので、クイズにすると、回答してくれることが多い。
『うーん、わかんない。なんて言えばいいかわからない。』
『何て言えばいいかわからなかったの?』
『うん。』
『例えばおはようって言われたら、おはようって答えるんだよ。』
『目上の人には何て答えるか知ってる?おはようの場合は?』
『おはようごさいます。』
※これは絵本で学んだ知識(記憶)
『そう!正解!』
『じゃ、こんにちはって話かけられたら何て言うの?』
『こんにちは?かな』
『そう!正解です。』
『じゃあ、さようならって話かけられたら?』
『シーユー(see you.)!』
なぜ、そこだけ英語ぶっこんだ?笑
『正解。さようならでもいいよ。』
なんと、挨拶をされたら、自分がどう答えていいかわからなくて、
黙ってしまっていたようです。
対面の緊張もあると思うんですが、それ以前の問題でした。
やりとりを記憶して、それを話すことはできるけど、
発達障害のコミュニケーションの問題は、柔軟なコミュニケーションが難しいことに
あると思います。立場が変わったとき(目上の人、年下の人、同年代)、
相手との関係性、間合い、冗談などの雑談、空気感、テンポ。
いくら記憶したって、すべてに対応するのは難しいからです。
挨拶されたら、挨拶するのが当然と思っていたけれど、
うみくんはそれが分からなかった。
そして幼稚園や家族という、特定の場所で挨拶するものと認識していたけれど、
それ以外の場所でも挨拶をするということが認識できていなかったようです。
今回、挨拶が出来ない理由に気づくことができて良かったです!(*^-^*)
さて、これから挨拶出来るようになるのでしょうか。
発達障がいの本にも、挨拶は当事者にとって、すごくハードルの高いものらしく、
中学生ぐらいまで出来なくても、大丈夫。
そこまで挨拶することを、求めないようにと書かれていました。
なぜなら挨拶の重要性をあまり感じないからなのだそうです。
通知長にも挨拶ができるかどうかの欄があったように思います。
あいさつ運動があったり、挨拶は大事と子どもの頃から教えられてきましたが、
うみくんにとっては、挨拶はそんなに大事なもの、重要なものではないのかもしれません(*´ω`*)