月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

今年初めての心療内科受診。

まだ冬休みだとばかり思っていた日が、3学期の初日の日という失敗はさておき、

 

半日登園なので、午後からの病院は間に合うし、時間的には問題なかったけれど、

 

新学期は朝からお腹が痛いと、ちょっと緊張していたうみくん

 

病院も3か月ぶりで、まだ4回目なのもあってか、

 

ドキドキしているよう。

 

いざ診察が始まると・・・・

 

いつも診察は同じ部屋に4人でしています。

 

心理士さんとうみくんがおもちゃで遊びながらコミュニケーションをとってくれていて、

 

私と精神科医の先生が話しているスタイルです。

 

最近の様子などを話していると途中・・・

 

『おなかが痛い・・・・』

 

一瞬、凍り付く3人の大人。

 

精神科医の先生が、一瞬の沈黙をやぶり、

 

『トイレにいってくるかい?』

 

ということで、診察途中で抜け、トイレに駆け込むことに(^-^;

 

うみくんも自分のことを話されているというのも理解しているし、

 

どうしても困り事、対策の話がメインになるので、

 

本人的には褒めれていることより、ネガティブな内容に聞こえるだろうし、

 

居心地も悪いだろうなという思います。

 

今回、印象的だったのは、私が先生に、

 

『食事の際に、うみくんのペースに完全にまかせると1時間半から2時間かかるんです。時計を意識しながら〇〇分までに食べ終わろうねと、目標を立てますが、時間配分が難しそうです。』

 

と相談すると先生から、

 

『園や学校だと、時間がくれば下げられるだろうし、家では好きなように食べさせてあげればいんじゃないかと思うけど。もともとマイペースなタイプだし。』

 

と言われ、私の気持ちがふっと楽になりました。

 

支援センターでは、時間を短くするように言われてきたし、小学校のことを考えると、

 

どうしても時間を意識させなきゃと躍起になっていたところがあります。

 

でも元旦那も、夜ごはんが2時間かかるタイプでした😆すごーくゆっくり食べるタイプ。

 

ってことは学校を卒業してきて、大人になって、社会人になっても、

 

時間の感覚は身に着くものでもなく、その人のペースだったんだろうなと思ったんです。

 

きっとうみくんは、時間や枠組み、常識よりも、

 

自分の心を大切にするタイプなんだなと気が付いたんです。

 

今やりたいこと、自分の好きなこと、心地よさ、それが一番大切なことなんだと。

 

学校でも、自分の正しさ、大切にしているものを、否定されるような場面がこれから

 

あるかもしれません。(周りを見ながら行動しようね、周りに合わせようねみたいな)

 

それなら家でぐらい、本人の好きなように過ごさせてあげたいという気持ちに

 

なりました。

 

それから食事面に関してはちゃんと席につくことや、箸の持ち方や、

 

基本的なマナーは伝えますが、時間はゆる~くやっていくことにしました。

 

平日の朝は、簡単に食べられるものに変えるとか、次の楽しみを用意して、

 

本人が早く食べられる工夫をするとか、

 

私が手伝うときがあってもいいじゃないかと思ったら、私の気持ちも楽になりました(*^-^*)

 

心療内科の先生は、いつもうみくんに寄り添って会話をしてくれます。

 

そして大らかで、寛大(*^-^*)

 

今回も盛大に、病院のおもちゃで遊んでいて、診察が終わった後、先生は

 

うみくん。もうお母さんと先生はお話が終わったから、あとは自分のペースで片づけるんだよ。じゃあね。』

 

と先に部屋を出ていかれました笑

 

まぁ、いいっか。

 

力が抜けたぐらいが、お互いにちょうどいいのかもしれません。

 

私の肩の力を抜いてくれる、新しい視点、逃げ道を教えてくれるような

 

先生です(*^-^*)

 

親にも子どもにもあそび(余裕)があるほうが、心地がいいですもんね。