月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

子育てから、変化したこと。

うみくんを妊娠時は、私の人生で最高と最悪が同時に来たような感じでした。

 

子どもがこれから生まれて来るという幸せの中、旦那は音信不通からの離婚。

 

いつもだったらどん底に落ちている私。落ちていたのかもしれないけど、

 

お腹にたくさんの未来を抱えた小さな命がいることが、心の大きな支えとなっていたし、

 

必死で自分を奮いたたせていました。

 

もう赤ちゃんを失いたくなかったから(流産を経験)、

 

少しでも精神を安定させようと、ひたすらお散歩していました笑

 

出産してからはさらに忙しくて、泣いている暇も、嘆いている暇も、

 

落ち込んでいる暇もありませんでした😄

 

ただただ二人で生きるのに精いっぱいの毎日。

 

これがまた良かったのかもしれません。

 

子は宝というけど、うみくんはたくさんの宝をもたらせてくれました。

 

うみくん発達障害かもしれない!?とわかったのが1歳半のとき。

 

それからは発達障害について勉強をして、どんな声掛けがいいか、

 

模索していくうちにたどり着いたのが、ポジティブ変換でした。

 

昔の私は自己肯定感がとても低くて、どんなに頑張っても自分はだめな人間。

 

出来ない人間だと、身体を壊すほど、追い込んでしまっていて、

 

そのたびにまた自信を喪失し、とにかくネガティブ思考でした。

 

でも、うみくんはネガティブ思考では、幸せに出来ない、

 

育てられないとわかり、必然的にポジティブな言葉を使うこと、

 

ポジティブなモノの捉え方、考え方、育て方を実践するしかなくなりました。

 

うみくんの存在を否定したくなかったから。

 

そこで私はようやく気が付きました。

 

今まで自分の存在を否定し続けていたことに。

 

自分で自分をいじめてしまっていたことに。

 

うみくんが生まれてから、私は自分も受け入れることができるようになりました。

 

そしてポジティブな言動を、ウソでも、無理にでも、繰り返していると、

 

本当にポジティブな心に変化することを身をもって体験しました!

 

うみくんがすぐ『できない。こんなのできない。』と嘆けば、

 

『言葉は魔法だから、できるって言い続けていると、本当にできるようになるよ。』

 

『あきらめないことが大事。何度でも挑戦してみよう!』

 

『苦手なんじゃないよ、みんなと違うやり方をすればいいんだよ。工夫だよ。』

 

『みんなと違うところがもしあったら、それが、いいところなんだよ。』

 

『失敗は成功の元!』と私が言えば、

 

最近はうみくんが、『じゃあ、失敗はないってことだね。全部成功になるから。』

 

とポジティブは人へ伝染していくらしい(*^^)v

 

ネガティブな性格は変えられないと思っていたけど、人は覚悟を決めれば、

 

その日から変われることを、うみくんから教わりました。

 

障がいを持って生まれたことが、ダメなことや不幸ではない。

 

大事なのはその後どう生きるかなんですよね。

 

どんなハンディを抱えても、幸せに生きる方法はいくらでもある。

 

何歳からでも、

 

何度でも、

 

私たちは生まれ変わることが出来ると信じて。