鬼が怖くて、幼稚園に行きたくないと春から言っていたうみくん。
1月になってから、2月まであと何日だ!と恐怖のカウントダウンをしていました。
かわいそうになぐらいソワソワ💦
節分が近くなると、幼稚園に赤鬼さん、青鬼さん、黄鬼さんの3名が、
来園され、各教室を巡回します。
それがお面とかじゃなくて、リアルな全身鬼で、思いっきり鬼できます笑
去年年少さんのときにあまりの怖さに泣き出す子もいるなか、
うみくんは教室をひとり飛び出しました。
それから1年間トラウマで、鬼が来る日は絶対休むと決めていました。
担任の先生には事前に懇談会の時に相談しました。
私も心療内科の主治医にどう対策をとったらいいか相談したら、
『鬼が本当に存在すると思っているから。お面をはずして○○先生だよ~と事前に伝えてあげるといいよ!』
それを担任の先生に伝えました。
担任の先生の出した答えは・・・
鬼がくる前日に、明日の予定が放送で流れて、
『明日は幼稚園に鬼がくるかもしれません。』
と園内放送が流れました。
うみくんは、担任の先生に、
『あれ?おかしいね。明日は鬼来ないよね。節分は2月だもんね。(まだ1月だった)』
と確認。きっと不安だったんでしょう。
先生からその日に電話がありました。
『いちお、明日鬼が来る予定なんですが、うみくんは2月まで鬼が来ないと思っている節がありますよね。岡三の方から伝えてもらったほうがいいか、どうしましょうか。
いちお園では、鬼が怖い子たちをかくまうシェルターのような場所を確保して、
ここには鬼は来ないよと伝え、隠れてもらおうと思っています。こういう機会にも、慣れてもらいながら、克服してほしいなと思いまして。』
『多分、明日来ることを今伝えると生き渋ると思うんです。言わないで予定を伝えないのもパニックになってしまうので、シェルターがあることを鬼が来る前に伝えて頂けたら、大丈夫かもしません。』
その日は私から鬼が来ることは伝えずに、当日送り出しました。
帰ってからすぐ先生から電話があり、
うみくんの様子を聞かれました。
それから園では結局クラスみんながシェルターに隠れて、
泣く子もなく、うみくんもニコニコと笑っていたようです。
うみくん本人に話を聞いたら、シェルターがあれば大丈夫。来年は怖くない。
そして今年はシェルターの隠れて豆を投げれたそうで、
鬼退治ができて、自信になったようでした。
いつも担任の先生がすごいな~と思うのは、
私はうみくんの苦手を排除しようとしがちなんですが(癇癪を回避しようとしたり)、
先生は苦手を克服させ、自信をつけようとしてくれます。(無理のない程度で)
その匙加減もすごいな~と思います(*^-^*)
無事に節分イベントが終わり、親子でホッとしました☆彡