月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

週末の読書♪

 

週末は久しぶりに、恋愛小説を読んでいました☆

 

普段あまり恋愛小説は読まないので、人生で2冊目ぐらいかも!?笑

 

今回読んだ『アパートたまゆら』は、正統派な恋愛小説です。

 

アパートの隣りの住人を好きになるお話。

 

潔癖症の女性が、鍵を失くしてしまって途方にくれているところ、

 

お隣の男性が一夜泊めてくれるところから始まり、

 

壁1枚へだてた向こう側に、好きな人が生活している。

 

とても近いのに、片想いしている間はとてつもなく遠い距離。

 

いつも同じ場所から出かけ、同じ場所に帰る好きな人。

 

彼の生活音が聞こえてくるたびに、ドキドキしたり、不安になったり。

 

ベタな題材だけど、ドラマか映画を観ているようなリアル感があり、

 

スルスルと読了しました。

 

登場人物それぞれが人間くさくて、それぞれにドラマがあり、

 

お隣さんがとか・・・幼馴染がとか・・・・一度は憧れたことがあるシチュエーションで、

 

疑似恋愛ができたような感覚です(*^-^*)

 

でも、お隣さんに告白したり、されたりって、好きな相手ならうれしいけど、

 

実際ちょっと怖いですよね。住めなくなってしまいそうなリスクをはらんでいます。

 

都内を舞台にしたお話で、こんな住人同士の交流が盛んなアパートもめずらしいのでは

 

?と思います(*^^)v私も都内近郊に以前住んでいたことがありますが、

 

隣の人と顔を合わせることもなく、表札もみんな出していないし、

 

誰がどんな生活をしているのか、お互いに知りませんでした(;・∀・)

 

寂しいような、気楽なような生活でした(*^-^*)

 

アパートやマンションの暮らしが好きなところは、誰かがいるという

 

安心感かもしれません(*^^)v

 

それこそ時々聞こえてくる生活音。隣の家から香って来るお昼ご飯の匂いだったり、

 

くしゃみだったり、窓を開けていると漏れてくる音楽やテレビの音なんかも、

 

一人の時間を過ごしている時には、嬉しかったような記憶があります。

 

 

著/砂村かいり イラスト/いわしまあゆ 出版社/KADOKAWA

 


アパートたまゆら