月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

就学前相談3回目

今回は7月にまず小学校見学いった後で、就学先の答えが出ているかの確認と、

 

発達支援センターの心理士さん(就学相談の担当の先生)が、幼稚園での

 

実際のうみくんの普段の生活を見てどうだったかの意見交換のための面談でした。

 

見学ですべてのクラスを見た上での、本人の希望先が通常級だということ。

 

そして私は通級の利用を考えている旨を伝えました。

 

小学校の教頭先生にも、通常クラスで問題ないと思いますよと言われたことを伝えました。

 

心理士さんが幼稚園での生活を見たときには、

 

ちょうどうみくんがその日、班長さんで、名前を呼ばれたら返事して、

 

前に出て、みんなにプリントを配ったり、集めたりという役割を慣れた手つきで、

 

していました。

 

うみくんだと思って見ていますが、うみくんのことを知らずに見ていたら、

 

就学相談を受けているお子さんには見えないぐらい、普通でしたよとのこと。

 

その後担任の先生と話した時には、

 

こだわりは強いですが、日常生活の支障をきたす程のものではなく、

 

自分でコントロールするようになってきて成長を感じていること。

 

おうちではかんしゃくがあるようですが、園では一度もかんしゃくを起こしたことは

 

ありません。ほとんど手はかからず、説明すればちゃんと理解してくれますとのこと。

 

なので、支援級ではちょっと勿体ないかなという印象でしたと心理士さん。

 

おそらく、どの人が見てもうみくんは通常クラスでと言われるんじゃないかと思いますと。

 

不安が強い私はここで、質問(^^)/

 

『春から通い始めた体操教室が夏休みに入ってから、振替制度で、お友達が抜けたり、

別の曜日の子が入って来たり、人が入れ替わることで環境が変化し、ふりだしにもどってしまって10分ぐらい、集団行動ができず、先生の指示が通らない状態にあります。

おそらく小学校はより大きな環境変化が伴い、例えば最初慣れるまでは、一緒に付き添い登校になったりということがあると思うんですが、それでも普通級に在籍しても大丈夫でしょうか?』

 

『みなさん大なり小なりあります。慣れるまでは親御さんが集合場所まで付き添ったり、泣いている子もいるし、お母さんがサポートできるところはサポートしていただき、それで生活できるのであれば何も問題はありません。

うみくんは通常級に入れて、いろんな経験をさせて、伸ばしてあげるのがいいかなと思います。通級も人数制限があるので、すぐに入れるかわかりませんが、毎日の生活がSSTソーシャルスキルレーニング)になるので、入学してから必要であれば希望するので良いと思います。希望していても、実際に入学したらいらなかったという子もいますし。まずはやってみて考えられてはどうでしょうか?』

 

ということで心理士さんも、精神科の主治医と同じ意見でした。

 

私はサポートに関するプロフィール文章の作成をお願いし、

 

就学前健康診断の際に、もし入学してから通級が必要な場合には、

 

利用したい旨を伝えることにしました。

 

体操教室の振替制度についても、

 

『おかあさん、体操教室のその環境は、小学校へいく準備もなってとてもいいと思いますよ。環境変化に適応する練習になっていますよ。』

 

『私はうみくんの負担やストレスになっているのではと、失敗したかなと思っていました。辞めさせたほうがいいんじゃないかと正直揺れることがあります。』

 

『おかあさんの心配な気持ちはわかります。うみくんは辞めたいって言っていますか?辞めたいと言っていないなら、そのまま続けてみてください。経験することが一番です。10分後参加できて、楽しいと言っているなら大丈夫ですよ。』

 

最初の10分の抵抗を見ていると、本当に私は虐待しているみたいだなって思い、

 

本人がこんなに強く嫌がっているのに、私は無理やりやらせているんじゃないかと

 

自己嫌悪におちます。でも15分ぐらいして先生が抱きかかえて、連れていくと、

 

そこからちゃんと集団行動をとり、はりきって参加して、楽しかった~と言うので、

 

ホッとするの繰り返し。

 

周囲で見ている保護者さんも、さっき愚図っていた子と同一人物なの?というぐらいの

 

変わりようです(;^ω^)

 

いつも振替で来られる親御さんからものすごい視線を感じますが、

 

その度に同じ教室のレギュラーメンバーの保護者さんの温かい無視(言葉悪く聞こえますが、冷たい無視ではなく、気にしないようにしてくれている気遣いを感じます。)に、

 

どれだけ助けられているか思い知らされます。

 

そして、私も人の目線にもすっかり慣れました(*^-^*)

 

うみくんを信じて、私にできるサポートを精いっぱいするだけです。

 

心理士さんとお話して、少しスッキリしました(*^^)v