月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

療育になったボードゲーム

 

ゲームの勝敗にこだわりを持つうみくんは、とても負けず嫌い。

 

オセロもちゃぶ台返しになるし、トランプゲームも途中で投げ出してしまう子でしたが、

 

UNOというカードゲームから少しずつ癇癪もちゃぶ台返しも減ってきていました。

 

今回その癇癪が復活してしまうほど夢中になったゲームが、

 

ブロックスという陣地取りゲーム。

 

4色あるブッロクが、それぞれに21個ずつの、いろんな形のピースがあり、

 

自分の陣地を広げていき、残ったピースが一番少ない人が勝ちというゲーム。

 

2人で対戦するときには、それぞれ2色を担当するので、

 

マルチタスクの苦手な発達さんには、脳の訓練になります。

 

ピースの形に縛りがあるし、相手の出方も予想しながら広げていかなくてはならないので、

 

頭フル回転のゲームです笑

 

 

このゲームまず勝敗うんぬんの前に、自分の思い通り(予定通り)にブロックを置けないので、

 

急な予定変更(臨機応変な対応)がつきまとうゲームでもあります。

 

ここで癇癪の火がついたわけです。

 

うみくんが今ここに置こうと思ったのに!」と怒りだし、泣き出し、

 

地べたで駄々こねから始まり、最後ちゃぶ台返し

 

その後1週間ぐらいは、うみくんは、

 

「ボードの半分からママは出ちゃダメ(陣地を広げるな)。うみくんは出てもいいことにしよう。」

 

彼は理不尽なルールを考えて来ました笑

 

うみくんのルールでやってみることに。それでも予定通りに置けないと癇癪が起きてしまう。

 

それにそもそも陣地を広げるゲームなので、楽しくないわけです。

 

冷却期間を少し置いて、機嫌のいい時に、またブロックスを誘ってみる。

 

「今日はお互いに協力して、すべてのピースが少なくなるようにしよう!」

 

「もし、最後までゲームが出来たら、ごほうびに一緒におやつを食べよう!」

 

ということで、今日は無事に最後までゲームをすすめることができました。

 

お互いに協力して、教え合いながら(*^▽^*)

 



隙間が上手くうまると気持ちがいい♪

 

先の見通しを立てながら、急な予定変更に臨機応変に対応しながら、

 

陣地を広げていくゲームは、負けたときの悔しい気持ちのコントロールの練習や、

 

マルチタスクの練習にもなり、うみくんの発達の療育になっています(*^-^*)

 

これは大人も一緒に本気で楽しめるボードゲームです♪

 

 


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