ゲームの勝敗にこだわりを持つうみくんは、とても負けず嫌い。
オセロもちゃぶ台返しになるし、トランプゲームも途中で投げ出してしまう子でしたが、
UNOというカードゲームから少しずつ癇癪もちゃぶ台返しも減ってきていました。
今回その癇癪が復活してしまうほど夢中になったゲームが、
ブロックスという陣地取りゲーム。
4色あるブッロクが、それぞれに21個ずつの、いろんな形のピースがあり、
自分の陣地を広げていき、残ったピースが一番少ない人が勝ちというゲーム。
2人で対戦するときには、それぞれ2色を担当するので、
マルチタスクの苦手な発達さんには、脳の訓練になります。
ピースの形に縛りがあるし、相手の出方も予想しながら広げていかなくてはならないので、
頭フル回転のゲームです笑
このゲームまず勝敗うんぬんの前に、自分の思い通り(予定通り)にブロックを置けないので、
急な予定変更(臨機応変な対応)がつきまとうゲームでもあります。
ここで癇癪の火がついたわけです。
「うみくんが今ここに置こうと思ったのに!」と怒りだし、泣き出し、
地べたで駄々こねから始まり、最後ちゃぶ台返し。
その後1週間ぐらいは、うみくんは、
「ボードの半分からママは出ちゃダメ(陣地を広げるな)。うみくんは出てもいいことにしよう。」
彼は理不尽なルールを考えて来ました笑
うみくんのルールでやってみることに。それでも予定通りに置けないと癇癪が起きてしまう。
それにそもそも陣地を広げるゲームなので、楽しくないわけです。
冷却期間を少し置いて、機嫌のいい時に、またブロックスを誘ってみる。
「今日はお互いに協力して、すべてのピースが少なくなるようにしよう!」
「もし、最後までゲームが出来たら、ごほうびに一緒におやつを食べよう!」
ということで、今日は無事に最後までゲームをすすめることができました。
お互いに協力して、教え合いながら(*^▽^*)
隙間が上手くうまると気持ちがいい♪
先の見通しを立てながら、急な予定変更に臨機応変に対応しながら、
陣地を広げていくゲームは、負けたときの悔しい気持ちのコントロールの練習や、
マルチタスクの練習にもなり、うみくんの発達の療育になっています(*^-^*)
これは大人も一緒に本気で楽しめるボードゲームです♪
マテル(MATTEL) ブロックス BJV44 2~4人用 7歳から