美肌は身体の内側から作られているというお話。
老けない人が食べているもの=老けない人が食べていないものが、
肌や身体の老化のメカニズムを詳しく解説している本です。
例えば湿疹やアトピーというのは内臓の機能低下の時にも起きるわけですが、
胃腸の調子を崩している時に、肌荒れやニキビが出来た経験があります。
内臓とくに腸を正常な働きにもっていくことは重要。
便秘にならないような食生活に心がけること。
近年よく耳にするようになった糖化や酸化のお話も。
加工品やお菓子にもたくさんの保存料などの添加物が含まれています。
揚げ物は時間の経過とともに酸化が進み、油を消化するのに、
たくさんの酵素が使われます。すると消化酵素は肌の老化の原因ともなる
シミやそばかすを発生させる要因となっている活性酸素を分解する働きがありますが、
消化に使われてしまえば肌にまわらなくなってしまうわけです。
料理はなるべく手をかけないで食べられるほど栄養も効率的に取り組むことができます。
揚げるよりも焼く、焼くよりも煮る、煮るよりも、蒸す、蒸すよりも生というように。
今回肌荒れやアトピーを経験して感じた、個人的な意見ですが、
2週間以上すっぴん生活(化粧はせず、基礎化粧のに。日焼け止めも不使用)
になって感じたのは、あれ?化粧をしていたときよりも老けていないぞと
肌の色が明るくなりました。そして肌の調子が以前より良くなりました。
なんで??と調べていたら、ほとんどの化粧品に酸化亜鉛や酸化鉄などの
添加物がたっくさん入っていたわけです。これは化粧(カバー)しながら老化を
すすめる何とも相反する動き・・・・。
酸化亜鉛のデメリットは肌を老化させることにあります。
う~ん!紫外線は気になるから化粧はしたほうがいいのか、しないほうがいいのか
悩むところです(>_<)
ビタミンC配合の化粧水もありますが、ビタミンCをいくら外から塗りたくっても、
肌から吸収することはできないそうです。
食べて体の内側から美しくなりましょうというお話でした。
そして余計なものは摂らない、ぬらない、必要なものを取り入れていく。
引き算と足し算された毎日の3食の食事から改善していきましょうというお話です(*^-^*)
著者/工藤あき
出版社/アスコム