自閉症スペクトラムの人は、対人関係の問題や、こだわりの強さや、
言葉の使い方のあやまりがあったりします。
語彙力もあって、CMやドラマ、アニメのセリフなどもすぐ覚えて、
よく理解しているようで、そうではなく。
意味がよくわからずに使っていたり、独特の言葉表現をすることがあります。
この前も、「うみくん、ちょっと悪いんだけどさ、机に新聞置いてくれる?」
とお願いすると、
『うん、いいよ!そんな悪いことじゃないけど!』と優しく返してくれたり😅
字面を直球で返してくれる素直さと優しさ。そして真面目で律儀だ。
うみくんがお腹が痛い時に、私が大丈夫?と背中をそっと上下にさすっていると、
『それ、背中だけど!』うみくんはお腹が痛いんだと言わんばかりに・・・😂
そうだ、うみくん正解!
うみくんからしたら、私の発言や行動の方が不思議なんだろうなぁ(*‘∀‘)
その他にも、立場が変化したら、
自分から発する言葉も変わるということが難しいようで、
お手伝いをお願いすると、
『いいよ!これ、うみくんがしてくれるよ!』と自分で言ってみたり🤣
ちょいちょい面白いやりとりが日常にあって、家族でいつも大笑いです★
時には、語彙力を生かして、ジージが食事中にスプーンを床に落とすと、
『油断大敵です!ちゃんと前を向いて食べましょう。』
と四字熟語が飛び出し、どこで覚えたの?というような、
大人みたいな言葉を使うこともあります。
日本語を正しく使うのは、大人だって難しい。間違っていることもある。
日本語は相手が変わるたびに、自分の立場も変化し、
それに伴い尊敬語や丁寧語、謙譲語と使い分けるという、
高度なコミュニケーション能力が求められるので、
立場や状況を理解するのが難しい発達障がい者にとって、
日本語はなかなか難易度が高いのかもしれません☆彡
たくさん失敗して、経験して、そのうち少しずつカバーしていけるようになる
かもしれませんね!
今は、こうした言葉の認識のちがいが、とっても微笑ましく、
かわいいです(*^-^*)
今週もお疲れさまでした♪
いつもブログへご訪問くださり、ありがとうございますm(__)m