月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

具体的じゃないと分からない。

勝敗の分かれるゲームをお休みしたら、癇癪は落ち着きました(^^)/

 

ゲームのせいではないけれど、ゲームが癇癪のスイッチになっていたのは確か。

 

そのおかげでストレス発散できていたのかもしれないけれど…。

 

穏やかな日々が戻って来るかと思いきや、

 

小学校帰宅後から、今日はなんだか不機嫌。これはなんかあったなと勘づく。

 

気持ちが荒れているけれど、話してこない。

 

静かな部屋に連れていって、

 

『今日面白いことあった?』

 

『学校で楽しいことあった?』

 

『何か困ったことはなかった?』

 

あれこれ話してくれる。よしよし本題にうつるぞ~!笑

 

『今日何か嫌なことはあった?』

 

確信をついた質問したところで、うみくんは黙る。

 

『ママには言いたくない。』

 

『そっかぁ、話したくなかったら話さなくていいよ。でも話してくれたら、

うみくんの嫌なことがママと半分個できるかもしれないよ。』

 

『あのね‥‥今日ドッチボールがあってさ、ボールに当たっちゃったんだよね。

そしたらみんなが、何度も外に行って!って言ってきてさ。』

 

『うん、ボールに当たったら外に出ないといけないルールだもんね。

 うみくんはなんで外に出なかったの?』

 

『外に出ていたよ。でもみんなが早く外に出て!って怒るんだ。』

 

『コートの外にちゃんと出た?』

 

『コートの外がどこかわからない。外ってどこ?って思った。

そもそもうみくんは最初から外にいるし、みんなだって外にいるし、外にいるから今ドッチボールしているんだろ!』

 

なるほどね・・・・。

 

みんな空の下~♪という思考ですな(*^-^*)

 

いつもはフォーカスで視野が狭いうみくんが、ここではえらく視野、くくりが広いじゃないか。

 

誰もが当然のことで、わざわざ説明しなくてもわかるよねということが、

 

理解できていないことが多々ある。

 

こういう時には、自閉症スペクトラムさんに伝える時には、

 

もっと具体的でなくてはならない。

 

『この四角のコートが自分のチームの持ち場です。ボールをあてられたら、反対側の相手のチームのコートのうしろの線の外に立ちます。』

 

できればその場所まで一緒に行って案内するとより親切。

 

色んな教科書的知識を記憶するのが得意で、難しい言葉を使ったりする一方で、

 

3歳の子でもわかるよねという暗黙のルールや、

 

常識、共通認識が理解できないことがあります。

 

先生も声掛けしてくれたけれど、

 

外用癇癪(納得がいかなくて、気持ちが切り替えず、次に向けて身体が動かせない。頑固になって、地蔵のようになってしまう状態。)が出て、

 

チャイムがなって教室に戻るときも促されながら、一番最後に戻ったのだとか。

 

私の父が、うみくんにそっくりで、もうすぐ70歳を迎えるが、

 

母とコミュニケーションの認識のズレで、毎日喧嘩しています(^-^;

 

父は変わらないし、母も諦めないし、それでも仲良く暮らしているから不思議。笑

 

父をみていると、年齢による経験でカバーできることばかりじゃなく、

 

変わらないんだなぁ~とよく思います。

 

周りが変わったほうが早いじゃんと。もちろん本人にも努力はしてもたいたいですが☆彡

 

今週もお疲れさまでした♪

 

いつもブログへのご訪問ありがとうございますm(__)m