月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

読書の時間♪

 

みうらじゅんさんと言えば、長髪にサングラスで個性的なルックスがパッと目に浮かぶ。

 

個性的なのは外見だけではない。

 

外見を上回るほどの強烈な発想力を持っている。

 

ひたすらゼロからイチを生み続ける人。

 

お堅くなく、面白く読めるビジネス書のようだ。

 

今までたくさんのブームを生み出してきた。ゆるキャラや、とんまつり

 

いやげ物、ポップでシュールなネーミングの数々。

 

『一人電通』とご自身を称するみうらじゅんさん。

 

好きなものを仕事にし、企画から、宣伝、商品づくり、客寄せまで全て自分で行う。

 

人と同じことはしない。人と同じことをするのはつまらないから。

 

人と同じじゃないと不安を感じる人も多くいる中、勇敢だ。

 

誰もやったことのない、面白いことを考える原動力の全てが、

 

『お母さんを喜ばせたいから』なんともシンプルな理由。

 

たった一人のひとを喜ばせたいという想いが、結果世の中のたくさんの人を幸せにし、

 

愉しませている。

 

何か好きなものに没頭し、それを自分の好きな人に見せたい。

 

ここが全てのはじまりの原点なのかもしれない。

 

自分の好きなもの(最初は自分しか知らないようなもの)が、

 

人気になって、自分の手から離れていくのは、嬉しい反面、少し寂しい気もする。

 

日陰に光をあてるのが上手な人なのだ。

 

そして大好きなものたちをほめ過ぎないネーミングも、お客さんたちのお腹を満腹に

 

させない(飽きさせない)チャーミングさがある。

 

ゆるキャラも、最初はとても怒られたそうだ。

 

うちのキャラクターはゆるくない!とお叱りの言葉を受けたと笑

 

でもちゃんとそのネーミングは、言い当てているからこそ、今に定着していると思う。

 

人が毎日何を見て、何を感じ、何を考えて生きているかという本が私の

 

”好きなもの”のひとつです(*^-^*)

 

著者/ みうらじゅん 出版社/ 文藝春秋

 

 


「ない仕事」の作り方

 

 


「ない仕事」の作り方 (文春文庫)