うみくんのすごいなぁ~と感心してしまうところは、
とにかく自分のやりたいことを貫くパワーにある。
そのためにはやりたくない事は『やりたくない』『いやだ!』とどんな相手にもひるまない。
1年生になってそうじ当番が始まりました。
4月のはじめてのそうじは階段掃除で、ぞうきん係でした。
その次は廊下のそうじで、またまたぞうきん係。
みんな箒が好きだから、ぞうきん掃除をすると喜んでくれるそうだ。
そして5月は教室掃除になり、担任の先生が、
『うみくん、いつもぞうぎん係だから、今度は箒をやってみよう!』
『いやです。』
『・・・・・。先生もうみくんが箒をやってくれないと嫌です。』
Σ(゚Д゚)『・・・・・・。』
まさか、先生から嫌です。という回答が来ると思わず、うみくんはどうしたらいいか
考えた。そして、絞り出した答えは、、、
『ほうきの使い方がわからないので、教えて下さい。』
先生はていねいに箒の使い方を教えてくれました。
ということで無事に箒デビュー。
周りのお友達が箒を使っているのを見れば、自然と身体は動くものだと思うのですが、
自分が関心のないことは、一切シャットダウンなので、
箒の使い方も知らなかったのでしょう。
初めてのことは不安なので、第一声は必ず『いやだ!』から始まります。
もうすでに出来ること、知っていることを続けるのが本人にとって安心なのです。
でも学校という集団で、ずっとぞうきん係を貫くのは難しく、
いざ、箒をやってみたら、楽しかったそうです(*^-^*)
他にも、先日図工の時間にスティックのりを使った作業がありました。
幼稚園のときから感覚過敏で水糊やボンドが手につくのが大の苦手笑
スティックのりはギリギリなんですが、今回は出来ないと思ったのか、
先生に『のりがやりたくありません!』と伝え、普通に考えたらわがままだ。
でもここは発達支援センターで作成してもらったプロフィール表(うみくんのトリセツ)が、
印籠となり、先生がのりの部分はやってくれたようです😅
2年生になったら理科か何かでスライムを作る授業があるのに、
今から心配だ。触れるかなぁ~ぷにぷにスライム💦
私は先生にやりたくない!とか自分の意見を言ったことがない生徒でした。
友だちにもどちらかと言えば、嫌なことを嫌と言えるタイプではありません。
大人しく、イヤなことも我慢してきました。
親以外の人に自分の気持ちを伝えたり、助けを求めることができるうみくんを
ちょっとすごいなと思っている。
と同時に、他の人の気持ちも考えながら、言葉にしていく力も養っていきたいと思う。
いいところはそのままに(*^-^*)