月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

ふりだしで、出直しだ(^^)/

ついに先週の体操教室、行き渋りが始まりました(;^ω^)

 

だよね・・・

 

すごくいい先生だし、うみくんも先生のこと大好きだけど、

 

発達さんに特訓指導は向かないようだ。

 

 

tukiko-umi.hatenablog.com

 

先生の考えとしては、うみくんが好きなことは一生懸命がんばるけど、

 

苦手なことや、嫌いなことは挑戦したがらないので、

 

逃げているように見えるわけです。

 

小学生になったら嫌だは通用しないよ!と心を鍛えようとしてくれています。

 

自閉症スペクトラムは好きなことと嫌いなことがはっきりしていて、

 

嫌いなこと・苦手なことは断固拒否することが多いです。

 

それは失敗が嫌いだったり、極端に失敗を避けようとすることや、

 

特性上どうしてもハンデを抱えることが多く、一人の力では難しく、

 

周囲の配慮や助けが必要になることがあります。

 

先々週に厳しく特訓してもらった逆上がりが、

 

ネガティブな記憶として残ってしまったようで、逆上がりが始まる時点で、泣き出して

 

私の側から離れず、先生がやさしく説得に来てくれましたが、

 

『いやだ~!!!』と足で床を蹴りながら、だんごむしの小さくなって泣き続けました。

 

その日は半分以上私の側に座って、教室を見学。

 

逆上がりをきっかけに、鉄棒がまた嫌いになり、出来るようになった足抜き回りなどの

 

技にも一切挑戦しませんでした。鉄棒断固拒否期が到来

 

参加したいけど、参加したくない、気持ちが揺れていました😥

 

先生とふりだしに戻っちゃいましたね(苦笑)と話しながら、

 

『最近いい感じだったんですが・・・わかりました・・・また指導法を考えてみます。』

 

先生の方が落ち込んでいる💦

 

本当に申し訳ない<m(__)m>

 

私はこういうことが起きる度に小学校が心配になります。小学校は嫌だからやらないが

 

通用しないし場所だし、先生も正直30人以上生徒を抱える中で、発達障がいの子どもに

 

対応するのは大変なことと思います。

 

出来る限り私が付き添うなり、サポートするにしても、本当に通常級で大丈夫か!?と

 

心配になる(-_-;)

 

本当はやればできるのに、イヤなことを食わず嫌いみたいに逃げて欲しくないなぁという気持ちは私にもあります。

 

出来なくてもいいから、一度は挑戦してみよう。

 

工夫して、努力しても出来ないものは、清く諦めようと本人にも話しています。

 

自閉症スペクトラムの自律スキルとしては、

 

1、自分の出来ること出来ない事を認識すること。

2、出来ない事は周りの人に相談し、助けてもらうこと。

3、出来ない事は『できない』と伝えること。

 

とあり、おっ!!!!

 

うみくんちゃんと自律スキル習得してるやん(*^-^*)

 

ちゃんと出来ることは一生懸命みんなとルールを守って参加しているし、

 

出来ないことは『できない!やりたくない!』と先生にも伝えているし、

 

助けてもらったら、出来ることも知っている。

 

先々週の逆上がりもちゃんと先生に『助けて~!』って言えていた。

 

自分の持っているスキル全部使って、全身で伝えている。

 

逃げているわけでも、甘えているわけでもなく、いつも本気!

 

思った通りに行かない事もあるし、挑戦には失敗はつきものだけど、

 

上手く行かない日も時にはあるけど、

 

そういう自分の心と体と少しずつ折り合いつけて行く力を養っていきたい。