作家さん同士が、お互いにおすすめの一冊を紹介する対談集です。
作家さん同士とあって、深いお話、コアな視点がとても読んでいて面白かったです!
一つの作品をつくるまでにどれほどのことを考え、また作品が生まれた秘話を
話されていて興味深い(*^-^*)
作家という職業は一人でコツコツと作業していくことが多いのかと思っていましたが、
横のつながりがとても盛んなんだなと少し意外に思いました(*^-^*)
皆さん和気あいあい仲が良さそう。
本のプロが選ぶ、一冊すごく気になりました!
私がまだ知らない本がいっぱい登場してきて、読んでみたいリストが増える増える笑
いつもどんなことを考え、どんなことを感じ、
それがどのように作品になっていったのか、対談から見えてきます。
それから、作家さんも自分の本棚をみられるのはすごく恥ずかしいそうです。
自分の頭の中をのぞかれるようでと話されていたのが印象的でした。
作品を書くということは、もう丸裸にされているようなものだと思っていたからです。
でも、やっぱりプロですね☆
実際に書くものは、フィクション。自分という個を切り離して、
書かれていいるんだなぁと感じました。
自分の作品とは全く違うジャンルの本が好きだったり、”読む”と”書く”は、
また別物のようで、作家さんの生き方、普段の暮らし方も垣間見ることができました。
46名の作家さんが、おすすめの読書本とともに、読書の面白さを伝えてくれる
一冊です(*^-^*)
作家さんの本音がほろほろとこぼれ、作品とはまた違う、楽しみ方ができる対談集です。
☆編集:瀧井朝世 出版社:文藝春秋☆