月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

心療内科受診日 2022/4/1

今日は心療内科の受診の日でした☆彡

最近、気になっていることを先生に聞いてみました。

 

私:仲の良いお友達と公園に遊びにいくと、しばらく砂いじりして、個人プレーが続き、すんなりとお友達と遊ぶことができず、遊びも自分が指導権を握ろうとするかのように、少々強引に見えること。いつも友達が合わせてくれていることが多いこと。

 

医師:そもそも人に合わせるのは苦手なタイプだから、お友達にこっちに来て!って言われて行かないのは、「今からいったい何をされるんだ!」ぐらいの事を思っていること。遊びで主導権を握ろうとするのは、自分がリードすることで予測でき、安心だから。

 

私:外でバッタリ友達に会って、話しかけられても、その場を逃走してしまい、

挨拶や会話はおろか、目も合わず、逃げてしまいます。

 

医師:そもそもうみくんにとって、外で友達にバッタリ会うという予定は入っていないし、イレギュラーなこと。心の準備が整っていないから、どうしていいかわからない状態。

 

私:友達と遊ぶ公園なども、事前に下見をして、遊ばせていると、少し

当日スムーズで、遠足なども事前に出かけて予行演習のようなことをすることもあります。

 

医師:経験すると本人は安心だからだろうね。小学校になると、山の学習や、修学旅行を事前に家族と予行演習する人もいますよ!これから小学校に上がるまでに、何度も体験・見学に行っておくと入学後スムーズだと思います。

 

医師:最近は服とかもすんなり着てくれるようになった?

 

私:いいえ、まだ新しい服などは抵抗が強くて、なかなか着てくれません。

一度着ることが出来ると、その服を好きになってくれますが、新しい服は時間がかかります。

 

医師:部屋にしばらくつるしておくと慣れるよ。まずは見慣れて、そのうちに触りだすことも。

 

私:最近食事にとても時間がかかります。よくよく観察していると、口の中で混ざるのを嫌がり、最後まで咀嚼して飲み込むまで、次の食べ物を口に運べないんです。

ハヤシライスなども、ご飯の上のかけることができず別々に盛り付けます。

丼ものが苦手なようです。

 

医師:感覚過敏かもしれないね。服もそうだけど。うみくんは不安が強いタイプだから、色んな事にアンテナを広げて、常に過敏な状態で、疲れやすく、常にキャパオーバーしている状態。不安が減っていくと、だんだん落ち着いてくると思う。

 

私:不安はどうしたら減らせますか?

 

医師:まぁ色々と経験することだよね。お母さんと一緒に最初はやってみる。

行ってみるかなぁ。

 

私:園で絵を描く時に例えば『夏の思い出を描きなさい』という課題で何をどう描いていいかわからない様子です。「友達と遊んでいる絵を描きなさい」と言われて、自分だけしか描いていなかったりします。

 

医師:それはちょっとざっくりとしていて、うみくんにはわかりにくいかもしれない。

もっと具体的に指示してもらえるようにお願いしてみては?友達との絵は、そもそも

あまり友達と遊んでいるという概念が本人になかったのかもしれないしね。

 

今日は3学期の日々の様子や、困り事を質問しました。

 

先生にかんしゃくは大分落ち着いたんじゃない?って言われ、

 

確かに年少さんの時を思い出せば、雲泥の差だと思いました。

 

まだゼロではないけれど、かんしゃくの質も変化したなと感じます。

 

語彙が増えたからかもしれません。いちゃもんや愚痴でも、言葉にしてくれるだけで、

 

どれだけ楽か。

 

そして何より大きな変化は、自分で自分の気持ちはコントロールしようと

 

対処する姿勢が見えたことです。

 

この間のWPPSI の知能検査の後も、大好きなレゴを8時間(長すぎる)をし続けたり、

 

疲れている時ほど、トミカのミニカーの渋滞がいつもより長い列になっていたり、

 

自分の気持ちのクールダウンの仕方を見つけ、

 

実践している姿が見られるようになりました。

 

発達障がいは治らないけど、上手に付き合っていくことができるはず。

 

当事者本人も、自分を知ることで、自分を助けることになるんだなと感じます(*^-^*)

 

今週も訪問くださり、ありがとうございました!

 

よい週末をお過ごしください☆彡