月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

じっとしているのは、労力がいる。

先日、久しぶりにうみくん心療内科の受診の日でした(*^-^*)

 

初診の患者さんがいたようで、(初診だと3時間ぐらいかかるので)時間がおしていて、

 

予定の時間よりも1時間待たされました(-ω-)/

 

でも来る前にも道が混んでいて渋滞していて、待ってからの待ちだったので、

 

さすがのうみくんも疲れて病院のソファでもぐでんとなっていました。

 

私は渋滞や、映画館や、事務仕事や、とにかくひとつの場所にじっとしているのが

 

苦手でイライラと気が短くなります。

 

ようやく先生の診療が始まるころには、私もうみくんも疲れていた。

 

先生に色々聞かれるも、集中力がいつもよりなく、聞き取れない。

 

何度も聞き返して答える作業。

 

うみくんも先生に『ランドセル何色にしたの?』

 

『・・・・・・・。』

 

うみくん、ランドセル何色だっけ?』

 

『・・・・・。つかれた・・・・・。』

 

『色々幼稚園の後で疲れているよね(^-^;今日は終わりにしましょう。』

 

親子共々先生と会話にならず修了。

 

行き車で1時間、その後待合室で1時間、帰りもまた渋滞にはまり1時間。

 

クタクタで帰りましたwww

 

先生も私たちの特性を鑑みて、この日の診療は10分で切り上げてくれた笑

 

久しぶりに映画館を思い出す。

 

映画は1時間ぐらいにしてもらいたい。

 

2時間はツライ。動きたくて、それを止めるのがストレスで、全然内容が入ってこないのだ。

 

家族にそんな話をしていると、両親も、うみくんもじっとしているのは、

 

全く大変なことではなく、むしろ楽だと言う。

 

私が事務の仕事を辞めたのも、仕事の内容は大丈夫だったけど、

 

8時間座り続けるのが苦痛で、辞めざるおえませんでした。

 

よく工場の現場の人や営業の人に、事務はずっと座っていられるから、

 

楽でいいよね!と言われ、『ずっと座っているのだって大変なんだから。』

 

と言わないけど心の中で毒ついていました(;^ω^)

 

17時が定時でしたが、15時からソワソワして辛くなって、

 

会社の階段をひたすら上り下り、工場へ行く仕事があれば、

 

午後に回して調整し、残業は苦痛&ストレスのかたまりで、

 

本当に辛かった💦その後アパレルの仕事(販売職)に転職すると、

 

今度は10時間ぐらい立ちっぱなし&動きぱなっしでしたが、

 

事務のような精神的な疲れは全くありませんでした☆彡

 

パソコンでの座り仕事は、とにかく手先が遊んで動き続けていたり、

 

あえて飲み物を遠くに置いて、歩いて飲みに行くようにしたり、

 

仕事も、ひとつに集中というよりは、仕掛品の同時進行をするような形を

 

とって工夫している☆彡

 

心療内科で待っている間おもしろい親子をみた。

 

親子:『今日は混んでいそうなので、別の日に予約取り直したいんですが?』

 

病院の受付:『構いませんが、お薬はどうしますか?』

 

親子:『くすりは数か月分ぐらい残っていて、しょっちゅう飲み忘れるんで、大丈夫です。』

 

私は同じにおいがして、親近感が湧いた(´ω`*)そして何も大丈夫ではない。

 

飲み忘れているってサラと言えてしまうのが素敵だ。

 

お薬の残りの数で予約をいつにするか決めたかった窓口のお姉さんからしたら、

 

答えになっていないし、会話のチグハグが他人事には思えない(*^-^*)

 

そして待ちそうと思った段階で、待たずに予約を取り直す

 

その潔さと行動力の感動した。

 

でもうちは遠いので、もう一度出直すのもツライのだけれど。

 

自分の特性を理解して、対処していけば、普段の生活ももっと楽に、

 

心地よくなるのかもしれないなぁ~と親子の会話から学ぶ☆

 

じっとしているのも、人によっては楽じゃないのだ。