小学校には2時間目の終わりと、給食のあとに長放課という名の20分休憩がある。
20分の自由な時間をどう過ごすか・・・
自閉症スペクトラムのうみくんにとって、小学校は休憩時間(自由時間)が少ないので
比較的過ごしやすい環境。
多分、小学校生活で一番困っている時間がこの長放課タイム!
自由って言われても、誰と何をしたらいいのかわからないし、
特に(学校の中で)やりたいこともない。
ひとりでゆっくり休憩したいけれど、午後の長放課は全員外へ行って遊びなさいという
ルールになっているらしく仕方なく、うみくんも外に出るも、
遊具で遊ぶわけでもなく、友達と遊ぶでもなく、校庭の端っこにある、
あまり人気のない大きなタイヤが地面に半分埋まっている、タイヤの跳び箱で
ひとり寝そべっているのが日課だ。
ひとりにして、完全OFF状態になって休んでいるところ、
担任の先生が心配して声をかけてくれる毎日。
それがうみくんは負担らしい笑
幼稚園の時は発達障がいに理解のある先生がいて、一人でいてもいい意味で
ほっといてくれたのだが、小学校の担任の先生は心配になって、
声をかけてくれたり、一緒にタイヤの上で寝そべってくれたり、
寄り添ってくれているようだ<(_ _*)>
結果、人といるときには、うみくんは頭フル回転のON状態をキープすることになり、
全く休憩にならないと、ひとりの時間がほしい!!
と嘆いていました。
みんな一人は寂しいだろうな~、お友達と本当は仲良くなりたいけど、
恥ずかしがり屋なのかな?とか思ってやさしさ100%で話しかけてくれるのだ。
でも、中には一人が好きな子、日常生活を送るために、
あえてひとりの時間が必要な人がいるのです(*^^)v
私も同じタイプ人間だからうみくんの気持ちが痛い程わかります。
発達さんは雑談が苦手だし、仕事(やることだけやって)だけちゃちゃっとやって、
帰りたいのが本音。あとのことはノービジネス!
休憩みんなとランチは、仕事以上にON状態なのです!
飲み会なんて、仕事以上に脳の消費量がすごい!次の日は有給でお休みします
と言いたいところ笑
完全OFFの時間があるからこそ、日常生活を頑張ることができる感覚です。
うみくんは2時間目の長放課は人気のない、図書室に隠れ、
のらりくらりやっているようです(*´ω`*)