月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

人は生まれながらに完成している。

今まで生きてきて、どうしても他人の目を気にして生きてきたように思います。

 

『あの人はこんなにできるのに、私はこれもあれも出来ない。』

 

私は人より欠けている、出来ていないとという気持ちが強かった。

 

もっと努力しなきゃ普通に近づけないと頑張ってきました。

 

そのたびに、本当の自分と、周りから求められる自分が、

 

どんどんかけ離れていくようなしていくような

 

感覚に何度となく襲われ、

 

外ではまるで女優になったかのように、

 

自分ではない誰かを演じているような毎日でした。

 

その頃の私の思考は『人生ってきっと未完成のまま死ぬのだ』

 

ひたすら欠点を埋める努力、欠点をなくす努力、苦手克服に力を注ぎました。

 

自分ではない誰かになろうと、無理をしてました。

 

自分ではない誰かになって、出来た友達、手に入れた職場、認められた自分。

 

それらは何一つ私を満たしてくれるものではありませんでした。

 

うまくいっているようで、幸せではなかったのだと。

 

今まで持っていたもの、必死で守ってきた世間体みたいなものから

 

開放されたとき(失ったとき、すべてが壊れてしまったとき)、

 

私はようやく気づきました。

 

人は皆欠点のない人間などいない。なくならない。

 

欠点も魅力のその人の大事な魅力のひとつであること💕

 

『穴の開いてないドーナッツは美味しそうじゃない。』←某ドラマのセリフ笑

 

みんなそれぞれに良いところ、欠点があってすでに完成しているのではないかと。

 

これからは、

 

『他人の人生ではなく、自分の人生を生きよう。』

 

みんな一つとして同じ人はいないのだから。

 

みんな同じようになんて、最初から無理があるのだと気がつきました。

 

頑張る方向を間違えて、必死にもがいた結果見えた景色だったと思います。

 

神様から与えられた、この体を最大限に使って、

 

自分の人生を思いっきり生きてみたいです!😁