週末はこの本を読んでいました(*^^)v
私は普段あまり恋愛小説は読まないので、そのジャンルは特にうといのですが、
今まで読んだ数少ない恋愛小説で唯一好きだったのは、
これは断捨離中の私が手元に残した本の一冊なのですが、
センセイと教え子が何年かして、もう先生はおじいさん、生徒も中年女性になってから、
再開し、先生と教え子という関係から、一人の人と、人になるまでの長い時間を、
丁寧に描いた作品なのですが、小川糸さんの『蝶々喃々』が、
まさにセンセイと鞄の雰囲気に似ていて、またやっと見つけた~という気持ちに☆
『蝶々喃々』の方は、一言で言ってしまえば、不倫の恋愛なのですが、
不倫と言えばドロドロしていて、誰も幸せになれないようなイメージがあって、
あまり好きではないのですが、こんな不倫から始まってしまった恋愛を
初めて応援したいと思えてしまうから不思議な作品でした。
小川糸さんの小説もいくつか読んでいますが、こちらもとても好きな小説となりました。