月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

友達への優しい断り方(コミュニケーション)

うみくんには自閉症スペクトラムという障害があり、コミュニケーションの面で、

 

難しさを抱えています。たくさんの言葉を覚えて、話せるのに、

 

その一方で、人と円滑な会話をするのが苦手だったり、相手の立場に立って、

 

気持ちをくんだ会話などは難しいため、誤解されやすい面があります。

 

まだ、子どもなので、許してもらえることも多いけれど、

 

みんな周りが成長していくなかで、うみくんは大人になっても、

 

その難しさを抱えるんだと思います。

 

この間うみくんが友達一人(A君)と二人で遊んでいる時に、

 

B君がうみくん、一緒にあそぼ。」って誘ってくれたときに、

 

『やだ!遊べない。』って答えてしまったそうで・・・

 

なぜそう答えかというと、友達のことは好き、遊びたい気持ちもある。

 

でも今はA君と遊んでいるし、(もともと大勢で遊ぶのが苦手で一対一を好みます。)

 

その後は、すぐにお帰りのバスにの乗らないといけないからこの日はB君と遊ぶ時間が

 

ないと自分で判断し、その言葉になってしまったそう。

 

私が、『お友達はヤダって言われると悲しい気持ちになるから、時間があるときには、

あとであそぼうね。とか、時間がない時には明日遊ぼうねって言ってごらん?』

 

と伝えるとうみくん、年少さんのときからずっとそう言ってしまった。』

 

と本人もまさかお友達が悲しい気持ちになるとは、

 

理解できていなかったようで反省していました。

 

でもなんとなく悪いことしたかもって思ったようで、

 

その日の帰る時に、B君に『さっきはごめんね。』っと言ったそうです。

 

どうしても直接的な表現になりやすいところがあり、

 

柔らかい断り方も伝えていかないといけないなぁと思いました(*^-^*)

 

お友達の気持ちを考えて、謝れたこと(行動したこと)は100点満点だよ!と伝えました。

 

その場にいたらフォローもしてあげれるけれど、社会に出たらもう一人でやっていかないと

 

いけない場面が増えていくので、日々少しずつ一緒に考えながら、

 

どうしたらお友達はうれしい気持ちになるかなに視点を置いて、

 

苦手なコミュニケーションも、少しでも本人に自信をつけていけたらなと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

生活発表会のことで不機嫌な朝

朝ごはんを食べながら泣き始める息子。

 

話しを聞いてみると、3学期に行われる生活発表会が、

 

年中からは劇が始まるんですが、その役をもらってセリフを言うのがとにかく

 

イヤなのだそう😅(昨日、先生から発表があったのだとか。)

 

じゃあさ、セリフのない役を選んだらどうかな?と提案するも、

 

先生に全員セリフがありますと言われたのだとか(;^ω^)←ちゃっかりチェックしている。

 

だから本番の日は休みたいと言い始め、泣きながらのご飯。

 

いいよ、本当に行きたくないなら休んでもいいよ。と伝えるも、

 

休もうかな・・・と言いつつも、

 

時間を置いて、私に、

 

『セリフあるんだけど、しゃべらないっていうのはどうかな?』

 

と積極的ボイコットの提案を受けました(*´Д`)

 

はぁ~私の方がお腹が痛くなりそうです笑

 

私も発表会が苦手でした😅だから気持ちはよくわかる。

 

本番に熱が出ればいいのにと何度願ったことか笑

 

うみくんは舞台の上で、大きな声で返事はできるけどセリフは嫌なのだとか。

 

私は舞台で返事もできないタイプでした。

 

自分の声が変に感じで、誰にも聞いて欲しくなくて、極力話さないように、

 

声を出さないように気を付けて生活していました(*^-^*)

 

なんの勝負なんでしょうかね。。。変なこだわりです。

 

なので幼稚園や学校では、とても、おとなしい子で周知されていたと思います!

 

うみくんの場合はそういうこだわりではなさそうだけど、

 

とにかくしゃべるのが嫌なようで、たとえセリフでも嫌なのだとか。

 

舞台で大きな声を出すのは、緊張するもんね💦

 

ここでもスモールステップご褒美を用意することにしました。

 

①生活発表会には出たけど、セリフは言わなかった場合に、

 本当のお店(駄菓子屋さん)でお菓子の買い物(100円分)。

 

②生活発表会に出て、セリフも話せたら、①のごほうび+好きな鉛筆を1本

 買う。

 

ご褒美は本人はどちらも欲しそうだったけど、これから練習が始まりますが、

 

どうなることやらです(-ω-)/ヒヤヒヤ。

 

 

お楽しみもスモールステップで準備!

5歳になってようやく公園の楽しさに目覚めたうみくん

 

5歳になると、もう通うには幼くなってしまった公園もあり(遊具が低年齢向け)、

 

楽しむ前に終わってしまうという残念なこともありますが。。。

 

今のうちだとばかりに休みの日は、できるだけ公園に通っています(*^-^*)

 

小学生になるともう少しアスレチックのような高度な遊具になってくるので、

 

いきなり飛び級はつらいし、まだギリ遊べる公園で慣らしています😄

 

春になったらお弁当やおやつを持って、

 

1日がかりで思いっきり公園で遊んでみたいね~と話していて、

 

そうだ!と母はいいことを思いつき、

 

うみくん〇〇公園に、電車を乗って行ってみない?』

 

『うん、いいね!』

 

電車も好きだし、乗せてあげたいなと思っていたところ。

 

その公園までは車で30分の距離で、電車だと3駅ぐらい。

 

普通列車しか停まらない小さな駅。

 

あきらかに電車で行く方が、時間&お金もかかるけど、

 

電車に乗ってでかける練習にもなっていいんじゃないかと考えてのこと。

 

私の中では(スモールステップのつもりだった。)

 

すると、お腹が痛い・・・・とうみくん

 

電車は好きだし乗ってみたいけど、それ以上に不安らしい。

 

《不安に思っていること》

・まず駅はどこにあるのか

・切符はどうやって買うのか

・改札口で切符を通して、ドアが開いた後、どのぐらいで閉まってしまうのか

(はさまれないか心配している)

・電車のドアはどこから乗るのか

・どの席に座ればいいのか

・駅が何個すぎたら公園の駅に着くのか

・着いてドアが開いて、降りるタイミングがわからない

・駅から公園までどのぐらいかかるのか

 

と不安なことを聞くとこんなにたくさん。

 

以前バスの乗り方や電車の乗り方の手順がわかる絵本を見せたことがあるので、

 

だいたいの流れは知っているからこその質問。

 

この疑問に答える旅のしおりをつくることになりそうです。

 

それだけでなく、まずは駅まで歩いてみる、電車を見に行って帰る。

 

ホームにだけ上がって、

 

電車には乗らず帰ってくるなどのステップを踏んだ方がよいかもしれないなと。

 

もう少し細かいステップを踏んだほうがいいのかなと思いました(*^^)v

 

人生にスリルなんていらないタイプです☆彡

 

安心・安全であることが、うみくんの楽しいを引き出す大前提です(*^-^*)

 

 

 

今年初めての心療内科受診。

まだ冬休みだとばかり思っていた日が、3学期の初日の日という失敗はさておき、

 

半日登園なので、午後からの病院は間に合うし、時間的には問題なかったけれど、

 

新学期は朝からお腹が痛いと、ちょっと緊張していたうみくん

 

病院も3か月ぶりで、まだ4回目なのもあってか、

 

ドキドキしているよう。

 

いざ診察が始まると・・・・

 

いつも診察は同じ部屋に4人でしています。

 

心理士さんとうみくんがおもちゃで遊びながらコミュニケーションをとってくれていて、

 

私と精神科医の先生が話しているスタイルです。

 

最近の様子などを話していると途中・・・

 

『おなかが痛い・・・・』

 

一瞬、凍り付く3人の大人。

 

精神科医の先生が、一瞬の沈黙をやぶり、

 

『トイレにいってくるかい?』

 

ということで、診察途中で抜け、トイレに駆け込むことに(^-^;

 

うみくんも自分のことを話されているというのも理解しているし、

 

どうしても困り事、対策の話がメインになるので、

 

本人的には褒めれていることより、ネガティブな内容に聞こえるだろうし、

 

居心地も悪いだろうなという思います。

 

今回、印象的だったのは、私が先生に、

 

『食事の際に、うみくんのペースに完全にまかせると1時間半から2時間かかるんです。時計を意識しながら〇〇分までに食べ終わろうねと、目標を立てますが、時間配分が難しそうです。』

 

と相談すると先生から、

 

『園や学校だと、時間がくれば下げられるだろうし、家では好きなように食べさせてあげればいんじゃないかと思うけど。もともとマイペースなタイプだし。』

 

と言われ、私の気持ちがふっと楽になりました。

 

支援センターでは、時間を短くするように言われてきたし、小学校のことを考えると、

 

どうしても時間を意識させなきゃと躍起になっていたところがあります。

 

でも元旦那も、夜ごはんが2時間かかるタイプでした😆すごーくゆっくり食べるタイプ。

 

ってことは学校を卒業してきて、大人になって、社会人になっても、

 

時間の感覚は身に着くものでもなく、その人のペースだったんだろうなと思ったんです。

 

きっとうみくんは、時間や枠組み、常識よりも、

 

自分の心を大切にするタイプなんだなと気が付いたんです。

 

今やりたいこと、自分の好きなこと、心地よさ、それが一番大切なことなんだと。

 

学校でも、自分の正しさ、大切にしているものを、否定されるような場面がこれから

 

あるかもしれません。(周りを見ながら行動しようね、周りに合わせようねみたいな)

 

それなら家でぐらい、本人の好きなように過ごさせてあげたいという気持ちに

 

なりました。

 

それから食事面に関してはちゃんと席につくことや、箸の持ち方や、

 

基本的なマナーは伝えますが、時間はゆる~くやっていくことにしました。

 

平日の朝は、簡単に食べられるものに変えるとか、次の楽しみを用意して、

 

本人が早く食べられる工夫をするとか、

 

私が手伝うときがあってもいいじゃないかと思ったら、私の気持ちも楽になりました(*^-^*)

 

心療内科の先生は、いつもうみくんに寄り添って会話をしてくれます。

 

そして大らかで、寛大(*^-^*)

 

今回も盛大に、病院のおもちゃで遊んでいて、診察が終わった後、先生は

 

うみくん。もうお母さんと先生はお話が終わったから、あとは自分のペースで片づけるんだよ。じゃあね。』

 

と先に部屋を出ていかれました笑

 

まぁ、いいっか。

 

力が抜けたぐらいが、お互いにちょうどいいのかもしれません。

 

私の肩の力を抜いてくれる、新しい視点、逃げ道を教えてくれるような

 

先生です(*^-^*)

 

親にも子どもにもあそび(余裕)があるほうが、心地がいいですもんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日から3学期(*´ω`*)

長かった冬休みが終わり、ホッとしています(*^-^*)

 

この冬休みは外遊びが沢山出来て、雪の日には雪だるま☃を作ったり、

 

元気に過ごすことができました。

 

縄跳びもだいぶ上達して!?きたような。(まだ飛べませんが。。。)

 

冬休み最終日は、図書館へ行って、公園で遊びたいね~って話していたんですが、

 

朝から雪が降っていて断念⛄

 

おうちでゆっくり過ごしました(*^-^*)♪

 

朝は広告の裏にお絵描きタイム。

 

寅年にちなんで、トラを描いたり

 

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左上はブランコをしている絵、一番下は機関車に乗ってママと旅行している絵なのだとか。

 

とらとトラを足して『とラ』になっていますが😂

 

ここ2,3日前から、お手紙あそびから、

 

ひらがなを覚えたい意欲がわいてきたようで、ひらがなを練習したり。

 

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初日は、『ね』、『れ』、『わ』の違い、『ぬ』、『め』、『を』、『ん』、『ふ』が

 

覚えられず混乱していました!

 

『を』の覚え方も、『ち』に、反対になった『つ』を書けばいいんだよね!と

 

自分が分かりやすい覚え方を模索しているみたいです笑

 

はねる箇所にも少しずつ意識できるようになってきました。

 

自分が好きでひらがな練習を始めたのに、手先の不器用さと、完璧主義な性格から、

 

途中で失敗したり、思い出せなくて書けない文字や、赤ペンで直されることを嫌い、

 

終始不機嫌、イラ助です(-ω-)/

 

気を取り直して、

 

お次は大好きなレゴブロックをして遊んでいました!

 

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うみくん作:オリジナルパトカー。

 

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ビル!?4階だてのおうちをふたりで共作したり、

 

レゴクラシックは細かいパーツが多くて、なくなりそうでこわいです。

 

ジップロックで色別に収納保管しているんですが、

 

すぐ横部分から破れてきてしまって、

 

なにかいい片付け方法がないかな~と考え中(*^-^*)

 

今日から3学期、もう年中さんもあと残り3か月、

 

元気に楽しく登園できるといいなぁと思います☆彡

 

 

 

 

 

なわとび練習の経過

最初は縄を回すことすら難しい状態でした(*´ω`*)

 

5歳ともなると、もうぴょんぴょん普通に飛べる子もいますし、

 

うみくんのようにまだ飛べないよという子もいます。

 

幼稚園で年中さんから縄跳び大会があるので、

 

冬休みはなわとび練習表が宿題で出て、

 

飛べる子は飛べた回数を書き、

 

飛べない子は練習した日は〇を書くようになっています。

 

冬休み中ほぼ毎日練習してましたといっても、

 

外に遊びにいったついでに、10分そこら練習しただけですが・・・

 

この冬休みはよく外あそびをしました(*^-^*)

 

一回いくと2時間~3時間は寒空で遊んでいます☆

 

付きそう大人はたまりませんが、太陽の日差しがある日はだいぶは暖かく感じます☆彡

 

全く縄も回せない状態からどのように練習したかというと、

 

うみくんは2つの動作を同時に行うことが苦手です。

 

なので、縄跳びも全身運動なわけですが、

 

分類パート練習のようにすすめることにしました。

 

①まずはなわとびの縄を半分に折って、片手に持ち、回す練習。

 

②それが出来たら、逆の手に縄を持ちかえて、回す練習。

 

③次はジャンプだけを練習。

 

④なわとびの縄を通常どおり両手に持ち、縄をまわす。ジャンプが難しいので、

はしりとびで、来た縄をまたぐ練習。(タイミングを覚えるために)

 

これを何日も繰り返して、ようやく、

 

ゆっくりななわとびが完成しました(*´ω`*)

 

縄は回るようになったけど、ジャンプのタイミングが完全に縄が下に来て、

 

止まった状態でジャンプなので、これが早く連動できるようになれば、

 

飛べるようになる段階。

 

どうした飛べるかな~と調べていたら、YouTubeで新聞紙でなわとびの縄をまいて、

 

飛ぶと縄が固定されて飛びやすいそうで、それを今度試みてみようと思います。

 

下記のYouTube動画を参考にさせていただきました。

 


www.youtube.

 


www.youtube.com

 

残り2日試してみたいと思います(*^^)v

 

ものまね上手の、ものまね遊び。

自閉症の特徴の一つとして、エコラリアがみられます。

 

これは例えばCMのフレーズを、すぐに覚え、そのフレーズを意味もなく、

 

繰り返したり、人との会話中にも、会話と関係なく、同じ言葉を繰り返すようなこと。

 

言葉が話せる自閉症の子の85%にこの現象が見られるとのこと。

 

これに私も、息子も当てはまるのかわからないのですが、

 

確かにCMのフレーズやドラマのセリフを丸ごと暗記して、

 

それを再現するのが得意だと認識しています笑

 

私も、よく人にドラマの内容を話すときに、その場面のセリフをまるごと

 

その役者になり切って、説明したり、ドラマそのままを言葉で、声で伝えているような

 

感じになります。(ふつうは要約してドラマの大枠の話をするんでしょうかね。)

 

よく人にものまねが上手だよね~と言われたりしてました💦

 

カラオケもその歌手が歌っている情景がそのまま、頭の中で流れ出し、

 

ものまねしたいわけじゃないのに、ものまねのように似せて声色も歌手ごとに変えて歌ってしまいます笑

(オリジナリティーがなしです💦)

 

うみくんも、CMのフレーズをすぐに覚えて、口ずさんだり、

 

ドラマで好きなシーンを繰り返す特徴があります。

 

そんな二人の遊びのブームは、

 

”ウサギさんを、ワイルドに『ウサギ』って言ってみて”

 

”はずかしそうに、『ゴリラ』って言ってみて”

 

”悲しそうに『マントヒヒ』って言ってみて”

 

”ウキウキしながら『キリン』って言ってみて”

 

などお互いでミッションを与えながら、演じあそびがとっても楽しいです!

 

ただ単語を発音するだけでなく、時には表情、体全身使って表現してもOKな

 

ルールです(*^-^*)

 

声色も変えながら、言葉の強弱、間をとったり、俳優さんになったつもりで🤣

 

本気で、なりきればなりきるほど、ゆかいです!

 

子どもに、キモチを考えるきっかけや、気持ちを表現するという訓練にもなります。

 

遊びって、おもちゃや道具がなくても、発想ひとつで、

 

子どもはいくらでも遊べるんだなぁと思いました☆彡

 

特性も、時には楽しい遊びに変身させ、楽しんでしまおうです(*^-^*)笑