月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

モリー先生と火曜日

冬休み中、少し時間が出来たので、いくつか本を読んでいました(*^-^*)

 

ずっと気になっていた『モリー先生と火曜日』をようやく入手して、

 

読了しました☆彡

 

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モリー先生と火曜日

かつての教え子のミッチと、モリー先生が再開し、毎週火曜日に二人だけの

 

授業が行われる。

 

モリー先生は難病のALSを患っており、体の自由が少しずつ奪われいく中で、

 

モリー先生はミッチに『どう死ぬかを考えれば、どう生きるべきかわかる

。』と教えてくれる。

 

刻々と迫ってくる最期のとき。少しずつ出来ないことが増えていく中で、

 

モリー先生は、その不便さ、不自由さ、周りの人にかける心配や苦労、

 

そういった毎日の中にも、喜びや幸せを見つけていく。

 

そして自分の身体を通して、命、生きるとはどういうことなのかを

 

教え続けてくれる。遺された人、これからを生きる人たちに、

 

自分の命の時間を削って授業をする。

 

ノンフィクションなので、より一層その言霊が響きます。

 

私たちの幸せや愛は、外側にあるのではなく、

 

常に内側から湧き上がって、決してなくならないものなのだと気づきました。

 

与えられるものではなく、自分の中に湧き水のように湧いてくるもの。

 

枯れることなく。どんなときでも、幸せになれるということを

 

教えてくれた一冊でした☆彡

 

ずっと大事に手元に置いて、また読み返したいと思います(*^^)v

 

 

 


普及版 モリー先生との火曜日