月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

つるかめ助産院

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小川糸さんの『つるかめ助産院』は、ドラマで見たのが最初。

 

そのころは結婚もしていなかったし、子どもを産むなんて想像もしていなかった頃。

 

ゆったりとした時間が流れる離島にある助産院で、

 

たくさんの妊婦さんがそれぞれのお産を迎える。

 

そこで働くスタッフも、みんなとても明るくて、パワフルだけれど、

 

人それぞれに光が大きい分、影もあり、いろんな過去を抱えながら、

 

自分と向き合って生きていくお話。

 

出産をしてみて、改めて原作を読んでみると、より感情移入して読めました。

 

心拍が確認できるまでの時間。本当に赤ちゃんがお腹にいるのかな?

 

いると言われれば、いるような気がするし、不思議な時間。

 

そうこうしているうちに、突如始まるつわり、大好きだった和食、

 

味噌、出汁の味がまったく受け付けない。ごはんも食べられない。

 

魚なんて100m先に置いてあっても、うぅぅぅぅ~な状態🤣

 

歯磨きは歯磨き粉がダメになって、塩磨きに笑

 

安定期に入ったころ、もう一生食べられないかもと思っていた和食が、

 

ぱくぱく食べられるようになった喜び。

 

お腹の胎動も感じるようになり、赤ちゃんがお腹にいる奇跡を噛みしめる毎日。

 

うみくんを産む前に一度流産を経験していたので、

 

今度は絶対に産んであげたいと、慎重に慎重に過ごしていました(*^^)v

 

妊娠後期には、片足だけが浮腫んでパンパンになり、浮腫んでいるほうの足のつけねが、

 

ずっとしびれていて、夜も寝がえりが打ちにくくなったり、

 

横向きでしか寝られなくなりました。

 

お産するまで、長いようで、あっという間の時間を過ぎ、

 

もう産んでしまったら、それはそれは想像もつかないほど忙しくて、

 

アスリートか!?もしこれが仕事なら超がつくほどブッラク企業。

 

そんなギリギリの日々も、今ではいい思い出🥰

 

私は1度だけでしたが、妊娠、出産を経験させてもらい、

 

かけがえのない貴重な時間でした🧡

 

なんでも、経験してみないとわからないことが沢山、

 

いろんな経験が、何よりの一番の財産だなと思います(*^-^*)

 

 


つるかめ助産院 (集英社文庫)

 


NHK DVD つるかめ助産院 ~南の島から~