月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

環境が整えば天使

2学期は行事が増え(イレギュラーが増える)、去年は数か月かんしゃくがあったり、

 

幼稚園で先生に反抗的になったり、いろんな問題が起きました。

 

去年の今頃は、担任の先生からの電話で『最近、うみくんは着替えもできなくて、ご飯も一人で食べなくなってしまって、指示も通らないし、すねているというか、ひねくれているんですが、ご家庭で何かありましたか?』と問い合わせの電話がかかってきたことがありました。

 

その日は児童相談所の虐待はやめましょうチラシまで、お便り帳に挟まれていてとてもショックを受けました😥

 

結局理由は行事の疲れと、あと大好きな先生にわかって欲しかったという気持ち(甘え)から、悪態をついていたようでした。

 

でも、先生の反応は普通の感覚だと思います。

 

こうした認識のズレが重なって、相手に誤解されてしまうことが多々あります。

 

今年の担任の先生は大ベテランで、発達障害の子も今まで受け持ってきた経験からか、

 

誤解されることなく、大らかに見守ってくださっています。

 

そのおかげで、2学期なのに、キラキラとした目で、意欲的に色んな事に興味を持って、

 

挑戦するようになりました。

 

時々お腹が痛くなったり、工作が疲れるからやだな~と愚痴をもらすこともありますが、

 

不適応を起こすことなく、毎日楽しく通えるようになりました!

 

自分に合った環境が整えば、人並に、時々それ以上に力を発揮することができます。

 

コミュニケーションに苦手を抱えていますが、

 

お友達がおもちゃを取り合って喧嘩しているのを見て、どうしたらいいか考え、

 

両方のお友達それぞれに、同じ数のおもちゃを渡したそうです。

 

一人は親友で、もう一人はあまり遊んだことのないお友達でしたが、

 

そこは平等に渡せたとのこと。

 

ケンカの仲介に入ったあとは、お腹が痛くなって、別の教室で休ませてもらったようですが・・・

 

本人なりにすごい勇気を振り絞ったんだろうなと想像します。

 

朝教室に行けなくて、泣いている子がいると、迎えに行って、教室まで連れていったり、

 

いつもお世話してもらうことの方が多いうみくんが、

 

時にはお友達の支えになれることもあります。

 

逆に環境が整わなかったり、コンディションが整っていないと、

 

たちまちに不適応を起こしてしまうところがあります。

 

いかに普段、適切な環境を整えられるかで、日常生活に大きく影響するんだなと

 

しみじみ感じるこの頃です(*^-^*)

 

後は人との相性も大きいですね。いくら障害の説明をしたとしても、

 

コップの口がこちらに向いていなければ、水はこぼれ続けるようなもので、

 

相手に伝えるタイミング、許容できる範囲は人それぞれですから。

 

周囲の理解も大切ですが、そこは100%は求められません。

 

10人に話して、1人でも理解して下さる方がいたらラッキーだと思っています!

 

健常者と発達障がい者をつなぐ、通訳本みたいなのがあったらいいのになと、

 

よくよく思います(*^^)v