月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

北風と太陽がうまくいく!?

イソップ童話の中で有名な『北風と太陽』。

 

どちらが力が強いのか力比べをするお話なのだが、

 

コートを着た男の人をどちらが早くコートを脱がせるか競うことにしました。

 

北風はびゅーびゅーと風を吹かせ、風で吹き飛ばして男の人のコートを脱がそうとしますが、

 

あまりの寒さに、男の人はコートをますます脱ごうとはしません。

 

一方太陽は、かんかん照りにして、あまりの暑さに自然に男の人が、

 

自らコートを脱がせることに成功します。

 

力で相手を変えようとせず、着実に気長に待った太陽が勝つというお話。

 

どちらが正しいとかではなく、

 

時には北風になったり、時には太陽になることが大事だよということなんですが、

 

発達さんの子育てはこの教訓がいきるなぁ~と思うことがあります。

 

どちらかと言うと、力でひっぱっていく北風より太陽の方法が上手くいくような

 

気がしています。

 

うみくんも、『○○しなさい。』『これはやっちゃだめ!』では、

 

まったく通じないからです。やらないでと言ったことはよけいにやります🤣

 

朝で言うと、『早く、ご飯たべなさい。』と言えば、ますます食べるのが遅くなり、

 

私が余計に叱ってしまう&声掛けが増える。

 

うみくん、いつも怒られてばかりだ。ママなんていらない。』

 

と最近言われました(;・∀・)

 

そっかぁ、私は怒ってばかりいるのかぁ~とこの一言で反省しました。

 

そこで、『はやくご飯食べなさい』を改めまして、

 

『あれ!?さっきよりおかず減っているな~。いつの間に食べたの~?』

 

とさほど進展のないおかずの茶碗を指さして話すと、次の瞬間、

 

バクバク自分で口に入れて、おかずがお腹に入っていきます。

 

『え~すごい!時計を見てごらん。昨日より10分も早いよ~。』

 

と具体的に数字で伝えると、ますますご飯を頑張って食べてくれるようになりました。

 

こんなやりとりもなく、自ら食べてくれたらいいんですが、まだそれは難しいよう。

 

『あれ?今気が付いたんだけど、うみくん自分でご飯食べることできたんじゃない?』

 

いうと、また自分でぱくぱくとご飯を食べてくれます🤣

 

褒めながら未来予知のような言葉をかけると、現実化していくような感覚です!

 

この方法も上手くいかない日は、いさぎよく諦めて、

 

ご飯手伝いつつ、時間が来たら切り上げてしまうようにしています。

 

何をやってもダメな日は、ダメなままでいいのです😃

 

ダメな日、癇癪の日も、いつかは終わりが来ます。

 

終わった時に『気持ち切り替えることが出来たね』

 

と伝えるとすごく満足そうな表情をします。

 

これも北風と太陽のお話の、柔軟に気長に待つというやり方の一つです。

 

お互いに気持ちが楽になります😄

 

いつもブログへご訪問くださり、ありがとうございますm(__)m

 

今週もお疲れさまでした♪

 

 


きたかぜとたいよう (イソップえほん5)