月子と海くん★発達障害を生きる★

発達障害グレーゾーン親子から、子どもが自閉症スペクトラム障害の診断を受けました。小学1年生の秋から不登校になり、ホームスクールで学んでいます。日々の暮らし・生き方を綴ります。

6歳の描く塗り絵の世界

 

雨の日は、家で塗り絵で遊ぶのが好きなうみくん

 

これはポケモンの何かのキャラクターみたいですが(名前がわからない💦)

 

男の子の塗り絵はポケモンや、恐竜が多いようだ。

 

12色の色鉛筆を使って、枠も関係なく、幾何学模様のような塗り絵。

 

これが完成するまでにとても時間がかかるのだ。

 

卒業アルバムのグループ写真でうみくんは塗り絵グループ(男女混合)になり、

 

みんな1作品自分の塗った絵を、掲げて写真を撮ることになったようで、

 

写真を撮る前日に塗り絵グループの友達と塗り絵を始めるも、

 

みんな15分で仕上げているところ、うみくんだけ2時間たっても出来ず、

 

次の日の朝に持ち越すことに。

 

それでも完成しなくて、他のクラスの友達が2人塗るのを手伝ってくれたという

 

こだわりエピソードがある。

 

私自身はこんなに根気よく色んな事に取り組めるタイプではなく、

 

大雑把で、飽き性なので、そこそこ出来たら、もう違うことをやりたくなってしまう人。

 

だから一つのことを納得いくまで、極めて、とことんやれるうみくんがまぶしい☆

 

カラフルな色使いは年少さんから変わっていないけど、

 

この塗り方の細かさは年長になって変化した作風です。

 

自由な絵を描くより、枠がある中で、のせる色を考えていくほうが、

 

好きなんだとか。

 

 

図鑑でみる恐竜などは、実際に見たことがある人間は生きておらず、

 

化石から分析したり、想像した色合いなので、本当のところはどんな色をしていたのかは

 

誰もわからない。こんなカラフルなトリケラトプスがいたら、

 

すぐにティラノサウルスに見つけられてしまうかな笑

 

ピノサウルスの虹色の歯が私のお気に入り。

 

塗り絵は枠があって、窮屈なイメージがありましたが、

 

こんなカラフルな自由な世界が広がっているんだと、

 

うみくんのこだわりが詰まった作品に気づかされました。

 

時間がかかっても妥協せずに、自分のいいと思ったものを作りたいんでしょうね。

 

小学校の45分授業じゃ、到底物足りないかもしれないな(;^ω^)

 

いかに無駄なく効率的にコトを運ぶかが重視される世の中で、

 

一人ぐらい、こんな人間がいてもいいじゃない。面白いかもよ!と思うのです。