雨の日は、家で塗り絵で遊ぶのが好きなうみくん。
これはポケモンの何かのキャラクターみたいですが(名前がわからない💦)
男の子の塗り絵はポケモンや、恐竜が多いようだ。
12色の色鉛筆を使って、枠も関係なく、幾何学模様のような塗り絵。
これが完成するまでにとても時間がかかるのだ。
卒業アルバムのグループ写真でうみくんは塗り絵グループ(男女混合)になり、
みんな1作品自分の塗った絵を、掲げて写真を撮ることになったようで、
写真を撮る前日に塗り絵グループの友達と塗り絵を始めるも、
みんな15分で仕上げているところ、うみくんだけ2時間たっても出来ず、
次の日の朝に持ち越すことに。
それでも完成しなくて、他のクラスの友達が2人塗るのを手伝ってくれたという
こだわりエピソードがある。
私自身はこんなに根気よく色んな事に取り組めるタイプではなく、
大雑把で、飽き性なので、そこそこ出来たら、もう違うことをやりたくなってしまう人。
だから一つのことを納得いくまで、極めて、とことんやれるうみくんがまぶしい☆
カラフルな色使いは年少さんから変わっていないけど、
この塗り方の細かさは年長になって変化した作風です。
自由な絵を描くより、枠がある中で、のせる色を考えていくほうが、
好きなんだとか。
図鑑でみる恐竜などは、実際に見たことがある人間は生きておらず、
化石から分析したり、想像した色合いなので、本当のところはどんな色をしていたのかは
誰もわからない。こんなカラフルなトリケラトプスがいたら、
すぐにティラノサウルスに見つけられてしまうかな笑
スピノサウルスの虹色の歯が私のお気に入り。
塗り絵は枠があって、窮屈なイメージがありましたが、
こんなカラフルな自由な世界が広がっているんだと、
うみくんのこだわりが詰まった作品に気づかされました。
時間がかかっても妥協せずに、自分のいいと思ったものを作りたいんでしょうね。
小学校の45分授業じゃ、到底物足りないかもしれないな(;^ω^)
いかに無駄なく効率的にコトを運ぶかが重視される世の中で、
一人ぐらい、こんな人間がいてもいいじゃない。面白いかもよ!と思うのです。