小学校へ入学して初めての受診日。
今回は相談したいことというか、
この一か月間、サンドバッグ状態にあった私の話を聞いて欲しい一心で話ました。
ほとんど私のカウンセリング(-ω-)/
毎日長くはないけど、何かとスィッチが入り、癇癪が数回起きることと、
テレビ依存になっている話をしました。
先生の結論としては、癇癪の原因は学校生活にあるわけだから、
ここを解決しないと癇癪は終わらないよとΣ(゚Д゚)
慣れるまでは・・・・と思っていたけど、
そういうことではないようで、もう少しハードルを下げてもらったらどうかと。
例えば、宿題の量を減らしてもらうとか、テストなど採点してもらわないようにするとか、
宿題も毎日まじめに全てこなし、字も何度も消しては丁寧に書こうとする姿は、
優等生そのものだけれど、それを10の力でやりきる人と、100の力でやる人では、
100の力でやる人の方が疲れるし、アップアップの状態(うみくんのこと)。
同じ成果でも、それまでに払う労力の量が違うと。
先生が言うことが一番で、言葉を素直に額面通り受け取る特性を考えると、
自閉症スペクトラムさんにとって、
先生に注意されたり、字を赤ペンで正されるのは、すごいストレスなのです。
本人は今のところ宿題を嫌がったりしているわけではないけれど、
字も丁寧に書くことはとても良いことだけど、字は読めればOKなんだよと話しました。
『キレイに書くように!』とよく指導を受けるけど、
発達さんからしたら、キレイって言葉は漠然としていて、あいまいで、
どの程度が綺麗なのかその基準が分からないのです。
もっと具体的に指示してほしいし、ハードルはあげ過ぎず、そこそこ程度を
先生から具体的に個別に指示してもらえると生きやすくなると思うのです。
これは母親の私から言うよりも、先生から言われるほうが効力が高いのは一目瞭然。
あまりに限界を感じたら先生に相談させてもらおうかと思っています(*^-^*)
自閉症スペクトラムさんは、真面目にコツコツ努力出来る人、
頑張ればそれなりに出来てしまうこともあって、すると親の私も
できるじゃん!と出来ることが当然になってしまって、そこに
彼が普段どれだけの苦労と努力をしているか考えず
よけいな期待をしてしまうこともあって、
結果どんどん本人の首をしめてしまっていることがあります。
こんなに頑張っているのに、それを当然と思われて、努力を認めてもらえなかったら、
悲しいし、辛いよね。。。
そういえば、この日いつもうみくんと遊んでくれる心理士さんが、
ショートカットに眼鏡がトレードマークだったのですが、
髪をうしろで束ねて、眼鏡で、別人にも見えるけど、
顔がそっくりで髪が伸びただけなのかなぁ~?
でもいつもよりちょっと優しい気がするなぁ~と別人なのか、同一人物なのか
確信が持てずにいました。
うみくんに後でこっそり聞いてみたら、
違う人だよ!と言われ、やっぱり違ったのかぁ~それにしてもよく似ているなぁ~
先生の好み!?とアホなことを考えていたら、
私の母にその話をしたら、人が変わることが苦手な特性の人もいるから、
あまり違和感がないように似た人を採用しているんじゃない?と言われ、
なるほど~!!!😲
と妙に納得した次第です。そこまで気を使っているのかと。
心療内科の細やかな配慮に感動を覚えました。