離婚調停が平行線に終わったあとも、主人から連絡がくるわけでもなく、
無言の別居状態が続きました。
先が見えない不安を抱えていましたが、とにかく目の前にいるうみくんの命を守るのに必死な日々を送っていました。
うみくんの食物アレルギーはあらゆる加工品にも含まれていたので、
とにかく言葉がまだ話せない、言葉が通じない赤ちゃんに、
この食品は触ってはダメ!とか、これは口に入れないでね!ということが当然理解できないし、
みんなが食べてもどうってことない食べ物が、うみくんにとっては命にかかわることなので、とにかく24時間目が離せない状況でした。
そして1年が過ぎ、正直このままでいいわけではないけれど、もうこのままでもいいと
どこかで思っている自分もいました。
しかし主人の気持ちはやはり変わっていませんでした。
離婚調停から1年がたったころ、ポストに裁判所から手紙が。
そこには離婚裁判の出廷を命じる書類でした。
主人が申し立てたので、私は被告。何もしていないのに、被告でした。
裁判離婚を申し立てるには、離婚する理由がないと申し立てられないのですが、
私はモラハラで訴えられました。
書類には信じられないような嘘も、そして他愛もない喧嘩もデフォルメされた内容が書かれていて、深く傷つきました。
すぐに裁判離婚に強い弁護士事務所を探し、相談に行きました。
弁護士さんからは、『うちは勝てる裁判しか受けませんので。』とはじめ言われ、
事の顛末を全てお話しました。
『モラハラは立証が難しく、そして訴訟文を読んでいるかぎり、これはモラハラではありません。離婚をするためには理由が必要なのででしょう。もし離婚するのであれば、親権に関しては99%取れると思います。但し、旦那さんが提出した文章に関しては、モラハラではないことをこちらも裁判上、証拠として提出する必要があります。』と言われ、手書きの手帳や、ラインの内容、日記などの提出をすることにしました。
私が物忘れがひどかったので、日ごろから日記、手帳、メモの記録を多く残していたことで、すべて証拠になり、私の特性に助けられました。弁護士さんも驚いていました笑
ちなみに離婚する夫婦の中で離婚裁判をする夫婦は、全体の1%だそうです。
すごく貴重な体験をしたようです(;・∀・)
つづく